◎３Ｒとは・・・
３Ｒとは資源の無駄遣いをなくしごみを減らす「Ｒｅｄｕｃｅ（リデュース）」、使えるものを再使用する「Ｒｅｕｓｅ（リユース）」そして資源を再利用する「Ｒｅｃｙｃｌｅ（リサイクル）」のこと。

◎携帯電話のリサイクル
多くの家庭に眠っている使用済みの携帯電話。実はこれが大事な資源になるのです。携帯電話からは金や銀、さらに稀少金属である「レアメタル」が採取可能。レアメタルは、限られた国でしか採取できない貴重なもの。使用済みの携帯電話を回収し、レアメタルを採取し、リサイクルすることで、パソコンや自動車などの様々な部品に利用することが出来ます。

◎ペットボトルのリデュース
今年５月、日本コカコーラでは、日本最軽量のペットボトルを使用した水を販売。従来２０．５グラムだったものが１２グラムとなったことで、原料をおよそ４０％削減。これにより製造時に排出されるＣＯ２も大幅に減少したのです。

◎ペットボトルの現状
昨年のペットボトルの年間生産量は清涼飲料用のものだけでも、なんとおよそ５２万トン。国民一人当たりおよそ２日に１本ペースで消費している計算になるのです。ペットボトルの原料となる石油は４０年～５０年で底をつくといわれているので、ペットボトルの３Ｒは非常に重要なのです。

◎３Ｒ推進月間
経済産業省では、３Ｒ推進に対する理解と協力を求めるため、毎年１０月を３Ｒ推進月間と定めています。全国各地で３Ｒに関する様々なイベントを行っていますのでぜひ、参加してみてください。詳しくは経済産業省のホームページをご覧下さい。