10月30日(金)・11月1日(日)再放送

広げよう、献血の輪! ~献血が貴い命を救う~

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街角で見かける献血ルームや献血バス。みなさんは足を運び、献血協力したことはありますか?全国で514万人の方が献血に協力していて献血された血液は血液製剤となり、がんなどの治療に役立てられています。献血は生きた細胞で、長期の保存はききません。献血でしか救われない貴い命もあります。是非参加に協力をお願いします。
○若い人に献血してほしい!
近年、献血協力者、中でも10代20代が減少しています。そこでナッ得レポーターが若者の献血に対する意識を町で聞きました。
さらに東京・秋葉原に新しくオープンした「akiba:F献血ルーム」で実際レポーターが献血を体験しました。
献血で集められた血液が、どのように患者さんに提供されるのかを知るため、レポーターが訪れたのは「血液センター」。ここでは輸血患者さんにより負担をかけないようにするための白血球などの処理や、精度の高い機械による感染症のチェックなどのが行われています。これにより「安全性の極めて高い」輸血が行われるのです。
産まれてすぐ「新生児敗血症」と診断された田中莉子ちゃん。命をも危ぶまれるほど深刻な状態でした。しかし、献血された血液からできた血液製剤をしたところ、病状はみるみる好転。3ヵ月後には他の子どもを変わらないほど元気なり退院できるまでになったのです。献血で救われた命。現在莉子ちゃんは2歳8ヶ月。元気に公園を走り回って遊んでいます。
今回のゲストは日本赤十字社 血液事業本部 中央血液研究所所長の田所憲治さん。献血基準など献血に関する様々な内容を教えてもらいます。