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#58

この夏行きたい “涼”を呼ぶ 水の絶景スペシャル

山に降った一片の雪、一滴の水は地に浸み、伏流水となって地を潤します。滝、川、湖、そして海、島。豊かな山森を有する日本はまさに水の国。
水が映し出す景色は時に忘れられないほど美しいもの。風光明媚な絶景を作り出します。
いよいよ夏本番!水の冷たさが心地よいこの季節。見るだけで涼しく爽快。この夏、絶対に行きたい選りすぐりの水の絶景を求め、石丸謙二郎、中本賢、島田雅彦が旅します。

◆北アルプス水の郷 信州安曇野
3000メートル級の山々に囲まれ、伏流水が豊かな長野県安曇野。ゆっくり回る懐かしい水車。その先には水が育むわさび田が広がります。また安曇野の水田を潤す約15キロメートルの「拾ヶ堰」などを巡ります。

◆山上の楽園 花の尾瀬
福島、栃木、群馬、新潟に跨る大湿原・尾瀬。果てしなく続く緑の絨毯、大江湿原は四季折々の花が咲き乱れ、別名・花の湿原と呼ばれます。東北の最高峰・燧ケ岳の裾野に広がる尾瀬沼。風のない晴れた日などに現れる逆さ燧は、鏡のような水面に映る稜線が圧巻の絶景です。

◆森と海の恵み 西表島
沖縄県西表島は沖縄本島に次ぐ第2の島。9割は亜熱帯の自然林で東洋のアマゾンともいわれ、年間通して雨が多く、40余りの川が島の生態系を育みます。カヤックでマングローブの森を遡り、沖縄一美しいといわれるピナイサーラの滝を訪れます。

◆世界が恋するサンゴの海 座間味島
沖縄本島から西へ40キロメートル。慶良間諸島の西半分、座間味島・阿嘉島・慶留間島と大小10余りの無人島からなる離島の村。座間味島の南、長く白い砂浜が続く古座間味ビーチはミシュラン・グリーンガイドで二つ星を獲得した美しきビーチ。青い空、なお青く透明な海は「ケラマブルー」と呼ばれ、世界が認めた特別な青です。海に潜ればそこはサンゴの森、まさに生命のゆりかご。

◆瀬戸内の島々 穏やかな海風景
瀬戸内海の中央部、備讃瀬戸は備前・岡山と讃岐・香川に挟まれ、東は播磨灘に接します。気候温暖で風光明媚、東洋の地中海とも呼ばれます。志々島では、ストックの鮮やかな“紫”と備讃瀬戸の穏やかな海の“青”が織りなす絶景に出会います。瀬戸内国際芸術祭の舞台にもなっている男木島は、日常と非日常が交差する不思議な島。
総御影石造りの灯台と、穏やかな海、そして夕景が饗宴する絶景を巡ります。

◆森の恵みと水の里 北上・西和賀
岩手県の中西部、秘境・奥羽山脈の真昼山地。その麓、西和賀町は川や沢、勇壮な滝など水ゆたかな里。西和賀の象徴・錦秋湖は、春から