BS朝日

番組表
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    番組概要

    全国各地の「魅力あふれる産業」を通して、地域の歴史や文化・人々の英知や営みを学び、日本の技術力・地方創生への道・温かいコミュニティー、生きるヒントを描き出す、教育ドキュメンタリー番組。

    放送内容

    8月17日(金) 午前5:25~5:55放送

    #139「昭和のお菓子を子どもたちに ~73歳で始めたポン菓子職人~」

    「バーン」という爆発音と湧き上がる蒸気とともに姿を現す「ポン菓子」。昭和の時代には、神社や公園、空き地にやってくる職人に米と砂糖を渡すと、目の前で作ってくれましたが、そうした光景は、ほとんど見かけなくなりました。そんなポン菓子の職人を、去年73歳にして始めた男性がいます。

    徳島県小松島市の岩田善則さん。15歳で木工会社に修業に出て、25歳で会社を設立、70歳で引退するまで建具一筋の人生を送ってきました。木工職人の岩田さんが、どうしてポン菓子職人になったのか。「職人が引退しポン菓子が食べられなくなる」という単純な理由から。去年引退した職人に作り方を教わり、週に一度の販売を始めました。実際に空き地に店を出すと、
    音を聞いて懐かしく感じるお客さんがやってきます。

    「ポン菓子機」を開発したのは、福岡県北九州市の吉村利子さん92歳。今も現役で機械修理の会社を営み、ポン菓子の実演も手がけています。大阪で教師をしていた昭和19年、「やせた子どもたちのお腹を満たしたい」と知人の技術者に書いてもらった設計図を携え、当時鉄工所が集まっていた北九州に単身乗り込み職人を探して開発。日本中に機械を売り歩きました。
    「ポン菓子を広めた人に会ってみたい」。岩田さんは九州に向かいます。

    地元の祭りでは、爆発する様子を興味深く見守る子どもたち。昭和のお菓子は、次の時代の子どもたちにも愛されるでしょうか。ポン菓子に第二の人生を捧げる職人を追いかけました。