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BIGBELL

韓国料理には日本人が大好きなものがいっぱい。
厳しい寒さの冬のソウルへ飛んだのは癒し系音楽ユニットBIGBELLの二人。テレビ朝日の人気番組「ちい散歩」のテーマ曲「ほのか」はすっかりおなじみになっている。
食いしん坊で好奇心旺盛な二人は韓国料理の多くは「おいしくて体にいいものを取り入れる」発想、漢方の「医食同源」という考え方に基づいて作られていることを知る。

参鶏湯(サムゲタン)

その代表的なものは高麗人参(チョウセンニンジン、オタネニンジン)。
代表的な料理としては鶏肉にもち米と高麗人参やなつめなどの食材を詰めて煮た「参鶏湯(サムゲタン)」。
韓国では夏を乗り切るスタミナ食として知られるが、もちろん冬に食べてもおいしい!

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高麗人参に興味津々の二人が訪れたのは、高麗人参市場がある韓国中西部の町、錦山(クムサン)。そこで高麗人参にはいろいろな種類、そしてグレードがある事を知る。
更に二人は百済の都が置かれたことで知られる扶余(プヨ)にある韓国最大の高麗人参会社、韓国人参公社の工場を訪れる。そこで、「人の形をした高麗人参が珍重される」こと、「最も高級とされるのが『紅参』と呼ばれる蒸してから乾燥させた高麗人参」と聞く。
そして市場にもめったに現れない幻の『紅参』の産地を訪れるため、今度は北へ向かう。

幻の高麗人参が採れる場所とは、何と38度線に位置する農村。北朝鮮は目と鼻の先の場所で、軍事施設が点在する。
そこで高麗人参を栽培するホンさん兄弟。土づくりから何と20年の歳月をかけて最高品質の高麗人参が作られる。
そのこだわりと愛情に感動する二人。
最後は高麗人参とプルコギ(焼肉)をつまみにしながら酒を酌み交わす。お礼に歌をプレゼントするBIGBELLの二人。