円楽の大江戸なんでも番付

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さすがだね、江戸の名物名店案内

初回は、「江戸じまん名代名物ひとり案内番付」に注目!東の方には江戸っ子じまんの「うまいもの」、西の方には、庶民の暮らしに欠かせない「便利なもの・日用品」の名店がずらり。江戸時代、地方から江戸に行く人々にとっては“江戸のガイドブック”のようなものだったとか。名を連ねているのは、うなぎや、どじょう、茶漬け茶屋などの料理屋や、最中、だんご、雷おこしなどの菓子店、さらに、薬屋、もぐさや、小間物問屋といわれるかんざしや日用品の雑貨を扱う人気店、そして、大奥でも使われていたという、庶民の憧れだった白粉屋(今でいう化粧品店)など…。そこから、粋な江戸の流行や食文化を探っていきます。

<今も受け継がれる伝説の高級羊かん>
東の大関「鈴木越後羊かん」に注目。日本橋に店を構えていた「鈴木越後」は、幕府も好んで用いたとされる和菓子店。現在も贈答品として用いられることも多い羊かんだが、大関にランキングされるほど人気で庶民の憧れだった理由とは、一体なんだったのか?現在も鈴木羊かんの味を守り続ける店を訪れ、その味や人気の秘密に迫ります。

<白い歯は江戸っ子の憧れ!?江戸の歯磨き粉ブーム?>
番付でも別格扱いの「行司」に、老舗の料亭「八百膳」とともに名を連ねているのが、「岡本はみがき」。江戸に100軒もあったといわれるほど、歯磨き粉屋は人々にとってなくてはならない存在でした。白い歯は“だて男の証!”、人々の憧れであり歌舞伎役者の名前をつけた歯磨き粉も大ヒット。さらに、忠臣蔵の討ち入りも歯磨き粉をめぐる因縁の対決だったとも…?!江戸っ子たちはどんな歯のお手入れをしていたのか?知恵と職人技から生まれた、歯ブラシや人気の歯磨き粉など、江戸のはみがき事情に迫ります!