お知らせ

「BS朝日 4Kスペシャルラインナップ カルテットという名の青春」の再放送が決定しました!
BS朝日4Kチャンネルでは、4Kデジタルリマスター版でお届けいたします。
【初回放送日】2011年10月9日(日)

番組概要

4人が歩いた青春の瞬間を、ドキュメント。

この番組は日本若手最高のカルテット4人が過ごした模索と葛藤の日々を描く3年半に渡る青春ドキュメントである。

世界的ヴィオリスト・今井信子氏をして「日本を背負う」と言わしめたこの4人。
当たり前のように、海外への挑戦を試みた。
しかし・・・
異なる音楽観、言葉の壁、厳しい生活、そして初めて知る“孤独”音楽の世界にも、やはり「国境」が存在していた。

誰もが経験したことのある、若さゆえの壮大な夢。
だんだんと気づく現実の厳しさ。
それは、希有な才能を持つ音楽家という枠を超え普通の若者と同じように悩み、模索する日々だった。

“世界”に通用する音楽家を目指し、全力で格闘し続けた3年半。
彼らが愛してやまないクラシック音楽の魅力をひも解きながら同時に彼らが経験した西洋と日本の厚い壁を見つめる。
また、時ともに揺れ動く4人の言葉を丁寧にひろいあげ若者の普遍的な夢と葛藤の姿を追う。

4人で過ごした青春の季節が終わり、ひとりひとりが“世界”に通用する音楽家へ。
彼らの軌道がまた交わる日は来るのだろうか…


 

ジュピター・カルテットの若者たち

第一ヴァイオリン 植村太郎

1984年2月6日桑名生まれ、4歳の頃より母にヴァイオリンの手ほどきを受け、幼少の頃より数々のコンクールで賞を受ける。名古屋市立菊里高校、桐朋学園大学を首席卒業。ドイツ国立ハノーファー芸術大学、及びジュネーヴ音楽院卒業。

桐朋学園在学中には桐朋学園音楽部門特別奨学金を授与され、また4年次に第74回日本音楽コンクール、ヴァイオリン部門にて第1位、同時に黒柳賞、レウカディア賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)を受賞する。卒業時に皇居の桃華楽堂にて御前演奏を行なう。これまでヤング・プラハ国際音楽祭に招待されチェコ各地にてリサイタル、協奏曲を演奏したのをはじめ、名フィルの定期演奏会のソリスト、武生音楽祭、NHK名曲リサイタルほか様々な音楽祭に出演し、各地のオーケストラにソリストとして招かれる。東京フィル、東京交響楽団、セントラル愛知交響楽団、プラハ交響楽団、名フィルなどと共演。これまでヴァイオリンを(故)久保田良作、立田あずさ、林茂子、原田幸一郎、漆原朝子の各氏に師事。
室内楽にも積極的に取り組み、2004年には自らを組織したジュピター弦楽四重奏団を結成。これまで紀尾井ホールで行なわれたブラームス、シューマン、バルトークの全曲演奏会や、JTアンサンブルシリーズ、ブラームス協会演奏会に度々登場、各地でコンサート、また定期演奏会をもつ。日本のみならず欧米でも評価され、アメリカのノーフォーク音楽祭に招待されたのをはじめ、ヨーロッパでも演奏し絶賛されている。室内楽を東京カルテット、ジュリアード・カルテット、フェルメール・カルテット、アルバン・ベルク・カルテット、ガボール・タカーチ=ナジ他に師事。
桐朋学園在学中から桐朋学園オーケストラのコンサートマスターを務め、水戸室内管弦楽団、宮崎国際音楽祭、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、東京のオペラの森、東京アンサンブルなどに出演するほか、各地のオーケストラからコンサートマスターとして招かれる。
現在、ベルリンに拠点を置きヨーロッパを中心に演奏活動をしている。国内では、フコク生命パートナー・アーティスト、名フィル客演コンサートマスターなどを務める。同時に、ドイツ国立ハンス・アイスラー音楽院で研鑽を積んでいる。

植村太郎楽器貸与、宗次徳二氏


第二ヴァイオリン 佐橘マドカ

4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園子供のための音楽教室へ入室後、渡米。Juilliard Pre-Collegeを経て、桐朋学園高等学校音楽科、及び大学にて学ぶ。 米・Aspen Music Festival、Aurora Festival、Pablo Casals Festival、武生国際音楽祭等に参加する他、サイトウキネン若い人のための室内楽勉強会、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、プロジェクトQ第3章等にて学ぶ。在学中、桐朋学園主催室内楽演奏会、ソウルにて日韓ユース交流コンサート、NHK BSクラシック倶楽部等に出演。有田正広指揮・桐朋アカデミーオーケストラとコンチェルトを協演。

2004年、植村太郎、原麻理子、宮田大と共にJupiter Quartet Japanを結成。益子市における定期演奏会のほか、JTアートホールアンサンブルシリーズ、ブラームス協会主催演奏会、調布音楽祭、杜のホールはしもと「シリーズ杜の響き」、ハギモトハルヒコ夢コンサート等にて演奏する。米・Norfolk Chamber Music Sessions、札幌のPMF音楽祭に招かれ、研鑽を積む。
東京のオペラの森、サイトウ・キネン・オーケストラにメンバーとして参加。2009年よりGabor Takacs=Nagy指揮Camerata Belleriveメンバー。 これまでにヴァイオリンを吉野薫、田中直子、加藤知子、堀正文、Mihaela Martinの各氏に、室内楽をGabor Takacs=Nagy、東京クァルテット、原田幸一郎、今井信子、Vermeer QuartetのRichard Young、Jean Claude Bouveresseの各氏に師事。 また、マスタークラスを通じて、Boris Kuschnir、Stephan Picard、Gyulla Stullerに師事。

現在はジュネーブを拠点に活動。ロームミュージックファンデーションより奨学金を受け、ジュネーブ音楽院ソリストディプロマ及びカルテットコースを修了し、現在はオーケストラ課程に在籍。また、ヴァイオリンとピアノのデュオ「Lyrique Musique」を結成し、活動している。


ヴィオラ 原麻理子

桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋女子高等学校音楽科を経て2007年同大学を卒業。 2005年ヴィオラに転向。2006年より今井信子氏のもとジュネーブ音楽院ソリストディプロマに学び、 2009年満場一致の主席で卒業。同時にすべての楽器の最高位として”Albert Luillin”賞を授与される。

2010年10月よりケルン音楽院に在籍、Antoine Tamestit氏に師事。
2000年 江藤俊哉ヴァイオリンコン クール第1位。2006年 ブラームス国際コンクール、ヴィオラ部門にて第2位およびThe Mayor of Portschach am Worthersee賞を受賞。その演奏はオーストリア国営放送で放送された。2009年 Duo Romandeとしてジネッティ国際室内楽コンクールファイナリスト。
コンチェルトを日本フィルハ−モニ−、ジュネーブ音楽院オーケストラと共演。ジュネーブ、在米日本大使館(ワシントン)、ヴェローナ、東京にてリサイタル開催。

師の今井信子氏とヴェトナム・ハノイ、静岡、東京でデュオを、 Frederieke Saeijs(2005年ロンティボー国際ヴァイオリンコンクール優勝)、 James Clark (ロンドン響コンサートマスター), Mattew Mcdonald(ベルリンフィル首席コントラバス)らとヨーロッパ各地で共演。 ヴィオラスペース、ヴェルビエ、プルシャコフ、パブロカザルス、イエローバーン、ルツェルン、クフモ音楽祭に出演。
マスタークラスにて、スティーブン イッサリース、キム カシュカシュアンに師事。
ケルンに拠点を置きつつ、タカーチ主宰のカメラータベルリーブ、アムステルダムソロイスツ、 MIRピアノカルテット等のメンバー、期待の若手奏者として活動を広げる。今シーズンには、ロンドンのヴィグモアホールにデビュー、来シーズンにはドルトムント(ドイツ)でモーツァルトの協奏交響曲のソリストとして出演。
2007年、Hugo de senger Foundation受賞。
2008年よりロームミュージックファンデーション奨学生。


チェロ 宮田大

1986年栃木県宇都宮市に生まれる。チェロ教師の父、ヴァイオリン教師の母のもと、3歳よりチェロを始める。9歳での第18回栃木県学生音楽コンクール弦楽器部門第1位を皮切りに出場するコンクールのすべてに第1位入賞を果たす。

’01年、第1回泉の森ジュニアチェロコンクール中学生の部金賞、’03年、第3回高校生以上の部金賞。’02年、第7回コンセール・マロニエ21弦楽器部門最優秀賞。’04年、第6回全日本ビバホールチェロコンクール第1位。’05年、第74回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、同時に増沢賞(全部門を通じて最も印象に残った演奏)、徳永賞(チェロ部門最優秀賞)、岩谷賞(聴衆賞)を受ける。第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、ドイツから方伯モリッツ・フォン・ヘッセン賞を受賞。そして09年、4年に一度開催され、チェロ部門の国際音楽コンクールの最高峰と言われるパリ市主催の第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人として初の優勝という快挙を成し遂げる。さらに’10年第20回出光音楽賞を受賞。第35回江副育英会奨学生。第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。
栃木県での受賞歴も華やかで栃木県イメージアップ貢献賞、うつのみや市民賞を国内と国際の部で2つ受賞、宇都宮エスペール賞、さらに同賞受賞後の活躍から初のエスペール・ブリア賞を受賞する。また、文化部門では初めての栃木県知事特別表彰を受け、とちぎ未来大使に任命される。

桐朋学園音楽部門特待生を受け、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。’09にジュネーヴ音楽院を卒業、現在はクロンベルク・アカデミーでフランス・ヘルメルソン氏に師事している。これまでにチェロを宮田豊、倉田澄子の各氏に、室内楽を東京クヮルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、リチャード・ヤング、ジュネーブ音楽院でガボール・タカーチ=ナジの各氏に師事する。また、ミケランジェロカルテット、ジュリアードカルテット、ゲバントハウスカルテット、バルトークカルテット、上海カルテットなどに指導を受ける。
Jupiter Quartet Japanのメンバーである。
「桐朋学園音楽部門創立50周年記念演奏会」において小澤征爾指揮で協奏曲を演奏。若い人のためのサイトウ・キネン室内楽勉強会、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトで「こうもり」「ラ・ボエーム」、東京オペラの森に出演する。現在サイトウ・キネンオーケストラに参加している。室内楽ではJTアンサンブルシリーズ、プロジェクトQ、東京アンサンブル、水戸室内管弦楽団、ノーフォーク音楽祭、北九州国際音楽祭、第19回PMF2008等に出演、リン・ハレル、ギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメットや、日本を代表する多くの演奏家と共演する。
ソロでは第22回〈東京の夏〉音楽祭、クロンベルグ・チェロ・フェスティヴァル、武生国際音楽祭、ベートーヴェン音楽祭(ボン)、ドレスデン音楽祭、メッケンボルグ・ヴァルポーネン音楽祭など多くの音楽祭に招かれ、イタリアのクレモナで開催された第1回「ヴィルトゥオーゾ」にも招待される。サンクトペテルブルグでは数回音楽祭に参加し、邦人作品を初演する。
協奏曲をパリ管弦楽団、フランクフルトシンフォニエッタ、栃木県交響楽団、セントラル愛知交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本シンフォニー交響楽団、関西フィルハーモニー交響楽団等と共演している。