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#119

熱中ゲスト:歌手 舟木一夫さん

歌手・舟木一夫さんをゲストに迎える。1963年、詰襟姿で歌ったデビュー曲「高校三年生」が大ヒット。その後も「学園広場」「高原のお嬢さん」「絶唱」などヒットを飛ばし一躍歌謡界の寵児に…同時に青春映画のスターとしても活躍した。30代に入ると、一時人気が低迷。そんな中、初めてシンガーソングライターとしてアルバム「WHITE」を発売。当時の心境、その時に悟ったことを聞く。デビュー30周年を機に再び人気が沸騰。舟木一夫の芸能生活55周年の軌跡に迫る。

永遠の名曲「高校三年生」
愛知県一宮市から上京した若者・上田成幸(うえだ・しげゆき)が「歌手・舟木一夫」として鮮烈なデビューを飾った1963年。当時、日本は高度経済成長期の真っ只中にあり、集団就職で地方からやってくる若者が“金の卵“と言われていた。詰襟姿で歌った「高校三年生」は大ヒットを記録し、舟木さんは瞬く間にスター歌手へ…デビュー当時の貴重な映像と共に、地方巡業先での知られざるエピソードを紹介。「高校三年生」が持つ力とは。

甦る青春!ヒット曲メドレー&自ら企画した映画「絶唱」
デビューから5年間で舟木さんが発売したレコードは49枚・出演映画は23本。ヒット曲をメドレーで振り返る。1966年に公開され話題を呼んだ映画「絶唱」は、舟木さんが原作に惚れ込み、“どうしても映画化したい”と自ら企画した作品。山陰地方の大地主の息子・園田順吉と山番の娘・小雪との淡くはかない純愛映画への思いを語る。

低迷期に作った曲「みんな旅人」と舟木哲学“男の逃げ傷”
1970年代に入ると歌謡界に変化が…舟木さんのレコードは売れなくなり、活躍の場も徐々に減っていった。時代の風は舟木さんには吹かなくなった…後に舟木さんが言う“寒い時期”である。当時の心境や胸に突き刺さった出来事、この時期に作った曲「みんな旅人」に込めた思いとは。また、“寒い時期“を乗り越え悟った舟木哲学「男には“逃げ傷”が大事」の極意を伺う。

デビュー30周年からの“挑戦“ 同世代に届けたい歌
“同世代にしか通用しない歌い手でいい”― デビュー30周年を機に潔いスタートを切った舟木さんの挑戦は今も続く。コンサート会場は常に同世代のファンで満席に…歌の最中にも花やプレゼントを渡すファンの行列も途絶えない。1997年から開催している「舟木一夫特別公演」では、新たに通し狂言「忠臣蔵」に挑む。時代劇デビュー作となった大河ドラマ「赤穂浪士」(1964年放送)で、矢頭右衛門七役を演じた舟木さんがついに大石内蔵助役を演じる。盟友・林与一さんとの共演裏話も。同じ時代を過ごした世代へ、舟木さんが伝えたいメッセージとは。

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〝古地図ウォーキング〟 人気のツアー

歴史好きが多い「熱中世代」の間で大人気だという「古地図ウォーキング」。
古地図を片手に東京の街をのんびりと歩き、普段なら見落としてしまいそうな場所に残る“江戸の面影”を専門ガイドと共に巡る。今回は、旅行会社が主催するツアーの中から人気の高いベスト5をランキング。日本最古の弁当屋といわれる老舗の味を味わえるツアーや、猫好きにはたまらない招き猫を祀った神社を訪れるものなどを紹介する。さらに、角澤アナが第1位のツアーに参加。歴史の名残を探しながら、その魅力をたっぷりと紹介する。

舟木 一夫
本名:上田 成幸 (うえだしげゆき)
生年月日:昭和19年12月12日
出身:愛知県一宮市
1963年、「高校三年生」でデビュー。爆発的な大ヒットを記録となり日本レコード大賞優秀新人賞を受賞。その後も「修学旅行」「学園広場」などのヒット曲を輩出し、“青春歌謡”というジャンルを確立する。
「絶唱」では、第8回日本レコード大賞歌唱賞を受賞。以後、様々なジャンルの歌謡曲に挑戦を続け、2002年にはレコード大賞功労賞を受賞。
代表曲に、「高原のお嬢さん」、「哀愁の夜」、「銭形平次」などがある。
また、役者としてのキャリアも着実に築き、数々の映画、ドラマに出演している。
舞台では、東京・新橋演舞場、大阪・新歌舞伎座、名古屋・中日劇場、京都・南座をはじめとする大劇場で毎年連続して座長公演を行っており、幅広いファン層から根強い支持を得ている。
2017年には芸能生活55周年を迎え70歳を超え尚精力的に活動中。