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    #122

    熱中ゲスト:プレイヤー 夏木マリ 

    東京生まれ。19歳で本名中島淳子として「小さな恋」でレコードデビューしたもののヒットに結びつかず、21歳で夏木マリとして再デビュー。「絹の靴下」が大ヒットし一躍人気歌手に。だがその後は長いトンネルの時代があった。
    そして演技者として目覚めた30代。井上ひさし、蜷川幸雄、鈴木忠志ら名だたる演出家・劇作家たちと出会い表現者として新たなステージに向かい辿り着いたライフワークとなった舞台「印象派」。自ら企画・構成・演出、出演も兼ねる舞台への熱い思いとは。
    そして夫のパーカッショニスト斉藤ノヴとの絆で生まれた音楽活動と途上国の子供たちへの支援活動の話も聞く。かっこいい女の代名詞、夏木マリの素顔とは…。

    いじめられっ子がレコードデビューで人気に

    母親は借金してでもいいものを着せたい、食べさせたいという人だった。子供の頃、毎日違う服に着せ替えられていた夏木さんの姿を見た同級生たちから“七面鳥”といじめられたこともあったという。そんな少女が19歳で本名中島淳子としてレコードデビューを果たす。しかしヒットには恵まれず、1年で歌手をやめる。そして21歳の時に再びチャンスが訪れる。夏木マリとして「絹の靴下」で再デビューを果たし大ヒットを記録。一躍人気歌手になるも あまりの人気に多忙を極め、体調を崩して3か月の入院生活を送る。退院後は状況が一転。メディアの仕事はほとんどなく、待っていたのは8年に渡るキャバレー周りだった。今だから語れる舞台裏と当時夏木さんが抱えていた思いとは…。

    演劇にのめりこむ 40代で舞台「印象派」を立ち上げる

    夏木さんの転機は、28歳の時。キャバレー周りから抜け出したいとオファーを受けた日劇ミュージックホールでのショーだった。楽屋で目にしたトップレスのダンサーたちの高いプロ根性に触れ、仕事に対する意識が変わったという。その当時の出来事とは…。また、この時の舞台の夏木さんを見た演出家たちがこぞってオファーをかけた。五社英雄、井上ひさし、蜷川幸雄、鈴木忠志ら名だたる演出家や劇作家と仕事を共にした経験はその後の夏木さんに大きな影響を与える。そして30代後半で単身ニューヨークへ。様々な経験と知識を持ち帰った夏木さんがたどり着いたのは、一人舞台「印象派」だった。
    企画・構成・演出を担い、表現者として全てをかけてもいいと言う「印象派」とは…!? 25年に渡りライフワークとなった舞台にかける思いを聞く。

    50代で本格的に音楽活動再開 夫・斉藤ノヴさんとの二人三脚

    2006年にブルースバンド「ジビエ・ドゥ・マリー」を結成。子供のころからバンドのボーカルが夢だったという夏木さん。バンドメンバーを集め、その夢を叶えてくれたのが、後に夫となるパーカッショニストの斉藤ノヴさんだった。2007年、ノヴさんと形にこだわらない結婚・フランス婚を宣言する。
    夏木さんは以前からエチオピア等の途上国の子供たちを支援してきた。ノヴさんはそんな夏木さんに直接子供たちに会いに行こうと働きかけ、エチオピアへ2人で音楽を届ける旅を始めた。
    そして2011年、2人は正式に結婚。ノヴさんが語る夏木さんの素顔とここだけの話、直してほしいこととは…。夫婦の絆と支援活動に迫る。

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    懐かしのジェームズ・ディーンと若くして亡くなった洋画スター

    永遠の青春スター“ジェームズ・ディーン”
    初の主演作「エデンの東」で一躍人気を得るも、公開からわずか半年後に自動車事故に遭い、24歳で帰らぬ人に…。
    そのジェームズ・ディーンが亡くなる直前までの85日間を収めた貴重なネガが今、日本でデジタル修復されている。最新技術により甦ったディーンの写真を紹介。
    そして誰しもの心に生き続けるジェームズ・ディーンのように、若くして亡くなり今も惜しまれる洋画スターを熱中世代にアンケート。ベスト5を映像と共に振り返る。
    ゲストの夏木マリさんが大切にしているジェームズ・ディーンの言葉とは。

    プレイヤー・夏木マリ

    73年デビュー。
    80年代から演劇にも活動の場を広げ、芸術選奨文部大臣新人賞などを受賞。
    93年からコンセプチュアルアートシアター「印象派」で身体能力を極めた芸術表現を確立。
    09年パフォーマンス集団MNT(マリナツキテロワール)を立上げ主宰。
    同年、バラと音楽の支援活動「One of Loveプロジェクト」を設立。
    15年からライブハウスツアー「MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk」をスタート。
    17年春、「印象派」の新作公演「印象派NÉO vol.3 不思議の国の白雪姫」東京・京都・パリのルーヴル美術館での公演を成功させた。
    音楽活動では、数々の夏フェスにも精力的に参加。
    毎年秋には世界文化遺産 清水寺[経堂]にてパフォーマンス『PLAY×PRAY』を文化奉納。
    2018年にデビュー45周年、印象派25周年、One of Loveプロジェクト10周年、「PLAY×PRAY」5周年を迎える。
    3月3日、東日本大震災を経験した家族を描いた主演映画「生きる街」が公開予定。