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    #132

    熱中ゲスト:漫才トリオ かしまし娘(後編)

    1956年.かしまし娘としてデビューした三姉妹。長女歌江さんが三味線、次女照枝さんと三女花江さんはギターを用いた音曲漫才が一躍人気に。
    後編では、結成26年目に事務所から突然“活動休止”が言い渡された。その真相とその後の3人それぞれが歩んだ道とは…。活動再開までの苦悩と葛藤に迫る。そして現在大阪で暮らす三姉妹の日常に密着。どんな時でもかしましく陽気に生きるヒントを聞いた。

    結成26年で突然の活動休止 その時…

    1981年、所属事務所から発表されたかしまし娘の“活動休止”。3人にとってはまさに寝耳に水の出来事だった。この事態に三姉妹はどのように向き合い乗り越えたのか?個性が見える三姉妹のそれぞれ進んだ道とは…。15年の時を経て、長女歌江さんがきっかけとなって活動再開にたどり着いた当時の思いに迫る。結成62年、かしまし娘の舞台への尽きない思いとは…。

    今も現役!三姉妹そろって舞台に。

    2018年3月、「かしまし娘」の姿は浅草の演芸場にあった。楽屋でいつものようにかしましく準備をする三姉妹。そしてひとたび舞台に立つと何気ない会話の中でも阿吽の呼吸で笑いが生まれる。三姉妹ならではの軽妙なやり取りに客席も沸く。笑いに対しての変わらぬ思い、姉妹ならではの漫才について語った。そして今3人そろって夢中な遊びがあるという。その意外な遊びとは…。その遊びの最中に起こる三姉妹ならではのユニークなエピソードを紹介する。

    支えあう 次女照枝さんと三女花江さん

    大阪で一軒挟んだご近所に暮らす花江さんと照枝さん。毎朝のように、朝食のおかずを作って照枝さんの家に届けるという花江さんに同行、まだ照枝さんが寝ているうちに届けるのだが、目を覚ましおかずを食べた照枝さんの感想にスタジオが爆笑。作ってもらったお皿はその日の内に返しに行く照枝さんだが、
    お互い一人暮らしの二人の安全確認にもなっているという。
    花江さんの日課はウォーキング。舞台でも体力が持つようにと近くの公園で発声練習も合わせて行っている。一方照枝さんの1日の楽しみは夕方のあるひと時だという。その楽しみとは…。2人の支えあう日常に密着した。

    今も円満?歌江さん夫婦の秘訣とは

    31歳の時に7歳下の夫、基昭さんと二度目の結婚をした歌江さん。2人の出会いはテレビ番組の収録現場。基昭さんはテレビ局の音声マンとして働いていた。
    結婚生活も60年近くになる二人だが、基昭さんに歌江さんの第一印象と当時の思い出を聞いた。さらに照枝さんと花江さんに2人の関係を打ち明けた時のエピソードなど貴重な話も盛りだくさん。基昭さんが歌江さんへの変わらぬ思いを打ち明けるとスタジオでは歌江さんも夫への熱い思いを口にした。その言葉に一同が胸を打たれた。
    さらにいつまでも夫婦円満でいる秘訣を聞くが、妹2人に言わせると…

    今も父の教えを胸に抱き…

    2018年3月。上方演芸の発展に貢献した芸人をたたえる「上方演芸の殿堂入り」を果たした。歌江さんは長く芸能活動を続けてこられたのは、旅回りの時代から厳しくしつけてくれた父親の存在があってこそと、その原点を語った。さらに常に胸に抱いているという教訓を紹介する。
    またかしまし娘として三姉妹とも元気でいるために陽気に生きるヒントを聞くがそこでも3人のやり取りは笑いを誘った。

    かしまし娘(漫才トリオ)

    正司歌江(1929年8月13日生 88歳)
    正司照枝(1933年3月15日生 85歳)
    正司花江(1936年5月4日生 82歳)
    旅回りの一座に生まれ、それぞれ3歳の頃には初舞台を踏んだ。
    1956年 長女歌江、次女照枝、三女花江の3姉妹で漫才トリオを結成。
    三味線とギターを弾き「うちら陽気なかしまし娘~」でお馴染みのテーマソングと流行歌や浪曲を取り入れた音曲漫才で一世を風靡した。
    漫才トリオとしてのかしまし娘は1981年にいったん休止し、各々がタレントや女優として活躍しているが、不定期に3人そろっての舞台やテレビ番組へ出演し「かしまし娘」としても健在である。