ホームパーティーにはこの一品!
= うずらのフォアグラパイ包み焼き = 調理時間 60分
【材料】

[A] パイ (2人前)  
うずら 75g (大きめ1羽)
豚の背脂 20g
フォアグラ 20g
ポルト酒 適量
ブランデー 適量
マデラ酒 適量
黒トリュフ 適量
黒トリュフのジュース 適量
生クリーム 50cc
少々
こしょう 少々
砂糖 少々
フォアグラ 30g
折パイ生地  
(市販のパイシートを使用) 100g
卵黄 1個
[B] マデラソース (10~15人前)
うずらの骨 (ガラ) 600g
玉ねぎ (1cm角に切る) 110g
にんじん (1cm角に切る) 110g
セロリ (1cm角に切る) 90g
にんにく 1片
マデラ酒 100cc
フォンドボライユ (鶏の出し汁) 700cc
フォンドボー (牛の出し汁) 150cc
ブーケガルニ 1本
トマトコンサントレ 9g
無塩バター 少々
トリュフジュース 少々
サラダオイル 少々
岩塩 少々
少々
こしょう 少々

【作り方】

[A] パイ
(1) パイ生地を厚さ3mm位にのばし冷蔵庫で休ませる。
(2) うずらは1枚開きにして皮と筋を取り除き、すり鉢に入れ棒でつぶし、そこに5mm角位にカットした背脂と、手で小さくつぶしたフォアグラを混ぜ合わせ、お酒類と生クリーム、トリュフジュース、塩、こしょう、砂糖、黒トリュフを加える。
(3) 30gのフォアグラに塩、こしょうをして薄力粉をまぶしフライパンで両面ソテーして冷蔵庫で冷やしておく。
(4) (1)のパイ生地を直径12cmと10cmの円形にカットして(2)のねたを50g位10cmに抜いたパイ生地の真中にのせ(3)のフォアグラを上にのせ、さらに60g位のねたをフォアグラが隠れるようにのせ、全体を12cmに抜いたパイ生地で包み込み、下のパイ生地に卵黄をぬって張り付け、表面に卵黄をぬってから切り込みを入れる。
(5) 250℃のオーブンに入れ火が入り過ぎない様に表面をこんがり焼き、仕上げにうずら風味のマデラソースをかける。
[B] マデラソース
(1) うずらの骨をフライパンでこんがりと焼く。
(2) 別の鍋にサラダオイルを入れ玉ねぎ、にんじん、セロリを炒める。
(3) (2)の鍋に、(1)のうずらの骨とニンニクを入れ、マデラ酒を入れ、アルコールがとんだらフォンドボライユ、フォンドボー、トマトコンサントレ、ブーケガルニ、岩塩を加え、約25分弱火で煮込む。
(4) (3)を漉して鍋に戻し、1/2くらいにつめて、トリュフジュース、バターを加えよく混ぜ合わせ、塩、こしょうで味を整え完成。

料理人からのアドバイス
今週の料理人

大 渕 康 文
(レストラン・ラヴィーナス)
■ パイ生地は常に冷蔵庫で冷やしながら使うこと!
■ 鉄の串をさし、串が少しぬるいぐらいが火が入った目安です!
■ ソースはマデラ酒を少し煮つめて市販のデミグラスソースを加え、塩、こしょう、バターで仕上げたものでも代用できます。