放送番組審議会

BS朝日第29回 放送番組審議会議事録
BS朝日では、平成19年9月7日に、第29回放送番組審議会を開催いたしました。(2008.1.10)
開催日時 平成19年9月7日(金)午後12時50分-14時40分
開催場所 BS朝日8階大会議室
出席者

16名
出席委員:委員総数8名
近藤龍夫委員長、若林覚副委員長、玉生弘昌委員、近藤大博委員、
水口章委員、吉永春子委員、永澤征治委員

 

会社側出席者:9名
神村謙二社長、明石光司常務取締役編成制作局長、伊藤暢生取締役、
岡田亮編成制作局長、天野尚彦営業局長、川島保男編成制作部長、
沖好朗・放送番組審議会事務局長、吉野実・放送番組審議会事務局担当、
有賀史英プロデューサー

 

議題

議題:課題番組「be MEDICAL」(30分番組、毎週日曜午後10時 30分~)の諮問

講評

(1) 1、2の例外を除き、医者は話がうまく、司会の引き出し方もうまい。ただ、初めて見る人はタイトルがやや分かりづらいのでは、と思った。
(2) 集団予防接種もレントゲンもしない最近の学校の傾向は大変興味深かった。
「いじめ」を心配して多くの子供たちと接し、自らも教壇に立つ学校医はすばらしく、こんな先生にどんどん校内を歩いてほしいと思った。
(3) 30分番組としてのメッセージは何なのか、「私の贅沢。」という局のコンセプトとのアンバランスを感じた。もっと人間臭さの出た構成の方が良い。
(4) 学校医、地域医療といった骨太なテーマを取り上げるのはよい。
短い番組なので、司会者、ゲスト、医師の役割分担をもっと調整した方がいい。
(5) 司会の吉田さんは回を重ねるごとにリズムがよく、野村さんとのコンビネーションもよくなってきた。また、認知症の回は分かりやすく好感が持てた。
(6) 大げさでなく事実を淡々と伝え好感が持てる。
「近所の先生(医師)と仲良く」など、優しくて深いキーワードがいくつも出てきているのだから、もっとこうしたキーワードを「立たせる」努力をしてほしい。
(7) 医療を多角的に取り上げていてしっかり見てしまう。
司会の語り口が医療番組という堅苦しさを和らげている。今後も分かり易く作ってほしい。
(8) (欠席につき、野村委員事前作成のメモを事務局が代読)
時機に適った大変良いテーマを取り上げていて、健康志向ブームだけでなく、現代人に対する注意喚起となっていると思う。