放送番組審議会

BS朝日第40回 放送番組審議会議事録
BS朝日は、平成22年6月4日に、第40回放送番組審議会を開催しました。(2010.6.4)
開催日時 平成22年6月4日(金)午後1時00分-2時30分
開催場所 BS朝日 8階 大会議室
出席者

出席委員:
近藤委員長、若林副委員長
近藤大博委員、玉生委員、永澤委員、野村委員、水口委員、吉永委員

 

会社側出席者:
神村代表取締役社長、伊藤取締役、天野常務執行役員営業局長、川島編成制作局長、上田編成制作部長、岡本報道担当部長(プロデューサー)、坂口編成制作部副部長(プロデューサー)
(事務局)
佐藤番組審査部長、井手上番組審査部員

 

議題

【1】 会社側より報告

(1)
会社収支状況(神村社長)
(2)
スポーツ単発、4~6月主要単発番組報告(神村社長)
(3)
BSデジタル普及状況、BSパワー調査報告(川島局長)

【2】 前回課題番組「鉄道・絶景の旅」について報告(上田編成部長)
【3】 課題番組「世界の名画」講評

講評

・ 番組で取り上げた場所や美術館に行ってみたいという、行動のきっかけ(ツール)として見ている人も多いのではないかと感じた。
・ 地上波・BS含め他局にも同様の番組は多く、それらといかに差別化を図っていくのか。
・ 7作品見たが全体として映像はBSデジタルらしく綺麗で、”私の贅沢”感もあった。
・ 人に焦点を当てることで成功しており、巨匠の細部へのこだわりが伝わってきた。
・ ナレーションだけでは飽きてしまうときがある。
・ 番組を見ている人がどの程度の知識を持っているのか、作り手側の迷いが感じられた。
・ 番組を止めて静止画にすると、本当の絵画を見ていると思うほど映像が美しい。
・ 画家がいかに多くの要素を考慮し、一つの作品を作り上げるのか分かり心躍った。
・ 番組HPでは”アートと紀行の合体”とあるが両方追いすぎて中途半端である。
・ ナレーションのテンポが遅い。年表や地図のテロップがもっとあって良い。
・ 知識の断片のかき集めで、視聴者の疑問に答える工夫が足りない。
・ 美術への取っ掛かりとしては良い番組で、面白く見させてもらった。
・ 画家の人となりを明らかにする中で、エキセントリックな部分も描けたら面白いのではないか。
・ いい意味で浅く広く紹介しているので、番組を気楽に見られる。
・ 専門家が出てきての説明がなく、深入りしないところが良かった。
・ ナレーションだけで番組が進むのは気持ち良いが、見終わったときにどれだけ印象の残るかが大事だろう。
・ 良くまとまっているが、メリハリがない。
・ 画家の人生に光を当てるのが魅力だが、追求不足。もっと突っ込めば興味をひく。
・ 画家のただ一点に焦点を当て、深く掘り下げる方がアクセントになって良い。
・ ナレーションが事務的で良くない。

【4】 次回日程(第41回・9月3日<金>)および課題番組について(「激論!クロスファイア」)