放送番組審議会

BS朝日第51回 放送番組審議会議事録
BS朝日は、平成25年4月19日に、第51回放送番組審議会を開催しました。(2013.4.19)
開催日時 平成25年4月19日(金)午後1時00分~2時30分
開催場所 BS朝日大会議室
出席者

近藤委員長
若林副委員長、近藤大博委員、玉生委員、中井委員、水口委員、野村委員、吉永委員

 

【会社側】
風間代表取締役社長、木下専務取締役、塚本常務取締役、壹岐取締役営業局長、岡田常務執行役員編成制作局長、
山田常務執行役員編成制作局専任局長、江頭編成制作部長、有賀編成制作部編成担当副部長、
江野編成制作部報道・企画担当副部長

 

(事務局)
佐藤番組審査部長、濱嶋番組審査部員

 

議題

【1】 会社側より報告
【2】 2012年度下期の番組種別の集計結果について
【3】 2013年4月改編について
【4】 前回課題番組「ボクらの地球」について報告
【5】 課題番組「Hello!フォト☆ラバーズ」講評
【6】 次回日程および課題番組について

講評

・ 何が目的なのか、ターゲットが誰なのか、が曖昧だ。バラエティ豊か、ともいえる。
・ 映像は素晴らしい。動画と静止画(写真)の組み合わせが面白い。
・ タレントとカメラマンがかみ合っていないときがある。
・ 回を重ねるにつれて、コーナーが増えるなど、構成を工夫していっていることが感じられた。
・ 視聴者からの投稿写真を募集するような試みがあると、番組の認知にもつながるのではないか。
・ 「どこに行って、何をしているか(何を撮ろうとしているか)」が明確な回は面白い。
・ 最近、女性の素人カメラマンが増えているし、カメラ片手に街歩き…の助けになるような番組にしたらいいのではないか。
・ ザッピングしているときに目をとめたくなる番組だ。見たことのない場面が切り取られていたり、出演者たちの真剣な表情や笑顔があるからだろうか。
・ DVDで見ているとそうでもないかもしれないが、オンエアで視聴すると、CMとの区切れがわからないぐらいだった。
・ ナレーター(秀島史香)は素晴らしい。落ち着いたトーンながら艶もあって、邪魔にならない。
・ コーナーへの入りが唐突すぎる。「歴史に残る1枚」「展示会情報」は、内容は悪くないので、出演しているカメラマンに絡めて、「○○さんおすすめの…」といった流れで挿入したら自然になるのではないか。
・ カメラマンの代表作、経歴をもっと詳しく出すべきだ。そのカメラマンが、これまでどのような写真を撮ってきたのか、深みのある迫り方をしてほしい。
・ タレント×カメラマンの選定が大変な番組だと思う。今後、中長期的な戦略を立てていかないと、キャスティングに行き詰るのではないだろうか。
・ 「歴史に残る1枚」のコーナーから、プロの「この瞬間を撮る!」という気迫、徹底的瞬間をじっと待つ根性が伝わり、刺激を受けた。
・ プロとアマチュアの違いが面白い。同じものを撮っていても、差が歴然としている。
・ 元々つながりのある2人の組み合わせのほうが、ぎくしゃくしていなくて見やすかった。
・ 番組のターゲットは、カメラマニアかライトユーザーか、決めているのか。マニアにしてみれば物足りないだろうし、素人にとっては小難しくて魅力に欠ける、という半端な印象を受けた。
・ スマートフォンで写真を撮る人も多いので、カメラ以外での撮影の仕方も紹介してほしい。
・ プロのカメラマンが、タレントが使っているミラーレスで撮影するとどうなるのか、やってみてほしい。同じカメラ、同じ被写体でも、プロだと違うのだろうか。
・ よくわからないところもあるが、「ミル・トル・アルク」はこなしている。
・ 写真家たちの生き生きとした表情が印象的だった。普段のように仕事で撮っているのではなく、被写体との会話を楽しんでいるように見えた。
・ プロにほめられて、タレントの写真が変化・成長していく様子が面白い。
・ “写真を撮り合う”という行為が、新しい散歩スタイルの提唱になるかもしれない。
・ 偶然を自分のものにしよう!とするカメラマンの強欲さ・貪欲さを感じた。
・ 「城下町へ行こう!」の写真の使い方も面白かったが、この番組も新鮮な印象を受けた。
・ 時おり、「2人で写真を撮りに行く」ではなく、「カメラマンとモデル(被写体)」に見える。
・ 毎回出演者が変わるところに、番組の活力を感じた。今後のキャスティングが大変だろうが、ぜひこのスタイルを貫いてほしい。ただ、カメラマンについては、第一線で活躍している人はそう多くないだろうと思うので、何回か出演していただいてもいいと思う。
・ 写真は技術も大事だが、「被写体」と「運」が重要だ。カメラを長く回し続ける“映像”と、一瞬を切り取る“写真”の違いを見せてほしい。
・ 「歴史に残る1枚」コーナーが非常に面白い。もっと長く見たいと思った。

◆次回日程(第52回・7月19日<金>)および課題番組について
(「ヨーロッパ食堂」)