BS朝日

番組表

会社概要

放送番組審議会

BS朝日第57回 放送番組審議会議事録
BS朝日は、平成26年10月17日に、第57回放送番組審議会を開催しました。(2014.10.17)
開催日時 2014年10月17日(金)午後12時40分~2時40分
開催場所 BS朝日大会議室
出席者

近藤委員長
若林副委員長、近藤大博委員、玉生委員、中井委員、野村委員、水口委員、吉永委員

 

【会社側】
風間代表取締役社長、菊地専務取締役、相原取締役、横山取締役、
山田常務執行役員編成制作局専任局長、藤川執行役員編成制作局長、大和田執行役員営業局長、
江頭編成部長、江野制作部長、遠藤制作部プロデューサー、小林制作部プロデューサー

 

(事務局)
佐藤事務局長、根岸担当部長、北川ライツ・考査室員、堀同室員

 

議題

(1) 会社側より報告
(2) 2014年度上期の番組種別の集計結果について
(3) 2014年10月改編について
(4) 日本民間放送連盟「放送基準」の一部改正について
(5) 前回課題番組「珠玉の感動ストーリー ありがとう」について報告
(6) 課題番組「昭和偉人伝」講評
(7) 次回日程および課題番組について
(8) その他

<民放連「放送基準」の一部改正について>
当社が加盟する一般社団法人日本民間放送連盟では、加盟各社の番組基準の指針となる「日本民間放送連盟放送基準」を社会情勢の変化や関係法令の改正に合わせ改訂した。
当社の「ビーエス朝日番組基準」では、『番組および広告の企画、制作、実施に当って守るべき基準と限界については「日本民間放送連盟放送基準」に準拠する』と規定しているため、放送法の規定に基づき当審議会に諮問した。会社側より概要を説明し、審議の結果、民放連の放送基準の一部改正を受け、当社の番組基準も引き続きこれを準用していくことを承認し、諮問通り答申した。

「日本民間放送連盟放送基準」はこちら(外部サイトになります)

講評

「とても優れている」という評価をしたい。独自の取材ができており、偉人を語る上で欠かせない重要人物にたどりつき、証言を取っている。また、偉人に関係する映像を組み合わせて工夫できている。時代をスキップして遡っていくような感覚になることができた。知られざる裏話も豊富で楽しめた。
そもそも「偉人」とはなんだろうか。番組で取り上げる人々を「偉人」として選んだ理由を冒頭で説明してほしい。
国境を越えて活躍したグローバルな人物(研究者など)を取り上げるのはどうか。
さまざまなエピソードが織り交ぜられており、興味深かった。
掛け値なしで良い番組だ。1時間にうまく人物の生涯や光と陰がまとめられている。
番組構成やテーマ曲、番組タイトルも良い。
心に響くキーワードがあったが、もっと強調しても良かったのではないか。「もう撮るに足る人間はいない。早くしないと、皆逃げてしまう(土門拳)」や「美味しいものも食べた、綺麗な服も着た・・・もういいわ(越路吹雪)」視聴者にうまく伝える工夫をしてはどうか。
國村隼さんの番組冒頭のナレーションが素晴らしい。一気に感情移入することができた。
取材の観点からすると、少し掘り下げが足りないかもしれないが、良かったと思う。
人選が政治・経済・スポーツ・技術者など各分野にわたってバランスよくされており、自分が知らない人物に関しても興味深く鑑賞することができた。
すでに亡くなっている方々を取り上げているので、資料の量やつくり手の意志によって番組内容が大きく左右されるのではないかと感じた。
偉人と呼ばれる人には必ず手ごわいライバルがいる。相手の立場から見た視点もほしい。
アーカイブ使用がとても重要な番組だと思う。本人のインタビュー映像などあれば、時代背景も感じることができてとても興味深い。
自分の生きてきた時代と重ねて見ることができる。
人物によってはインパクトに欠ける人もいた。「ハードルを低くしている(=多くの人が知っている人物を選ぶようにしている)」とのことだが、どういう基準で選んでいるのかが分かりにくい。それを視聴者に伝わるように工夫してみてはどうか。
テロップやナレーションで西暦と年号が統一されておらず、混乱した。
オープニングのナレーション効果もあって、波乱万丈な展開を期待できるつくりになっている。そのため、内容は人物の人となりを追うだけであってはいけない。時代との関わりで奥行を見せ、さらに人生の選択の瞬間を捉えて見せてほしい。
改めて昭和という時代を振り返ることができる。「聞き取り」が流行っているが、存命なうちに生き証人・関係者の話を聞くことは時代を描く上でとても重要だと感じた。映像記録を大事にしていくべき。
偉人の人生そのものにメリハリがあるため、無理に演出しなくても、時系列に追い、淡々と描くだけで感動を呼べるのではないか。
ナレーションのみでインタビュアーが出演しない構成もシンプルで良い。
取り上げられている人物はある程度知っている人々ばかりであったが、新たな発見もあったので楽しめた。
タイムリーな人物を取り上げることも重要。「島秀雄」は新幹線開通から50周年であり、さらにオリンピックを控えている「今」、「大鵬」は白鵬があと一歩で大鵬に追いつくという「今」、放送されたこともよかったのではないか。」
「島倉千代子」、「島秀雄」の回を見て、感動した。日本にはこういう人たちが必要だ。
「島秀雄」「阿久悠」の回では、映像へのこだわりが希薄だと感じた。阿久悠自身の声は一度も出てきていない。また写真の使い回しも気になった。再現シーンも要らない。テレビ番組としては、本人の姿を見たい、話を聞きたい、というのが自然な欲求としてあるのではないか。アーカイブ機能をもっと活用してほしい。

田中角栄 2013/10/9放送
背景の音楽の音量が大きすぎたことで、ナレーションが聞き取れなかった。
田中真紀子さんをそこまで長く取り上げなくてもよかったのではないか。
また、良い面ばかりではなく「政治家が稼ぐ」ことに対しての問題提起や葛藤も描ければよかったのではないか。
寺山修二 2013/10/30放送
偉人の「矛盾」や「葛藤」をもっと取り上げるとさらに良くなるのではないか。例えば、「寺山修二」は母・故郷に対する愛情と憎しみ、矛盾した想いを抱えていたし、人間関係においても多くの葛藤やもつれがあった。隠された、知られざる秘話を発掘してほしかった。
島倉千代子 2014/1/8放送
「島倉千代子」の回は、少年の頃からの憧れの人物であったこともあり、その歌を聴く度に自らの人生の成長期や節目を思い出すことができた。
島秀雄 2014/4/30放送
新幹線の生みの親である「島秀雄」の回が非常におもしろかった。日本が新しく生まれ変わるのだという目標に一直線に向かっていったこと、新幹線の開通までの経緯(いきさつ)が上手く表現できていた。ただ、新幹線開通には、島秀雄だけでなく十河信二国鉄総裁の「いかなることがあってもつくるのだ」とい信念、情熱があった。その力強さがあったからこそ今の日本経済の発展がある。十河についても、もう少し深く掘り下げてみてもよかったのではないか。
また、新幹線の技術的な面だけではなく、その裏にあった「世界銀行からの借款」など政治的な一面も伝えてほしかった。
阿久悠 2014/6/4放送
広告代理店時代に出会った上村一夫との関係など、ヒットメーカーの原点の話し触れてほしか った。また、結局美空ひばりとの関係がどうなったのかわからなくて消化不良であった。
林家三平 2014/6/25放送
大胆な舞台の裏に繊細な準備があることを知り、勉強になった。
大鵬 2014/10/8放送
2時間スペシャルは少し冗長ではないか。

◆次回日程:第58回・1月23日<金>
◆次回課題番組:「人生を変える7日旅」