BS朝日

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放送番組審議会

BS朝日第60回 放送番組審議会議事録
BS朝日は、平成27年7月17日に、第60回放送番組審議会を開催しました。(2015.7.17)
開催日時 2015年7月17日(金)午後12時45分~2時15分
開催場所 BS朝日大会議室
出席者

近藤委員長
若林副委員長、近藤大博委員、中井委員、野村委員、吉永委員

 

【会社側】
菊地代表取締役社長、壁谷常務取締役、横山取締役、風間取締役相談役
森本常務執行役員編成制作局専任局長、藤川執行役員編成制作局長、大和田執行役員営業局長、
上田編成制作部長、江野制作担当部長、柿崎編成制作部プロデューサー

 

(事務局)根岸担当部長、北川ライツ・考査室員、堀同室員

 

議題

(1) 会社側より報告
(2) 前回課題番組「ヨーロッパいちばん旅行記」について報告
(3) 課題番組「黒柳徹子のコドモノクニ~夢を描いた芸術家たち~」講評
(4) 次回日程および課題番組について
(5) その他

講評

開局15周年記念番組として相応しく、感動した。
最近、童謡が流れる番組はNHKの「みんなのうた」くらいなので、希少価値のある良い番組だと思う。奇をてらう演出がなくて見易い。
内容としては大変評価したい。子供向け絵雑誌というが、絵も音楽も詩の朗読も紹介している形のジャーナリズムであり、テレビで取り上げるのに相応しい。鮮やかな色・音の再現ができている。
『コドモノクニ』をとりあげたことを高く評価したい。「ぞうさん」「ごんぎつね」「赤毛のアン」等のルーツが『コドモノクニ』にあったことを初めて知った。
評価は高いが、ターゲットはどこにあるのか、誰に見せようとしているのかがわからない。
若い世代の親にも見てほしい。夜10時より早い時間など、子供が見られる時間にしてもいいのではないか。視聴者層を拡げて行く努力が必要。再放送をしたりして、視聴機会を増やすべき。
登場する芸術家たちが夢を持っているので、これから大人になる人たち、特に中高生がみるといいのではないか。
構成は良かった。最初の頃は『コドモノクニ』の説明から始まって、誰に焦点を当てているのか分かりづらかったが、回を追う毎に分かり易くなってきた。
必ずしも番組を毎回見る人ばかりではないので、最初に『コドモノクニ』とは何かについて触れた方が良い。
芸術家に係わった人達、影響を与えた人物を取り上げて新しい発見をしたり、芸術家の幼少期が作品に反映されたりしているところを発掘している点もいい。
最近日本がキナ臭い時代に入りつつあるが、『コドモノクニ』も明るい時代からそうした時代に移る時のもので、今の時代と合っていると思う。当時の時代背景を明らかにすることも大切かと思う。
旅人が訪れた足跡等をホームページで紹介してほしい。また、若い親が見る上手い仕掛け作りをしてほしい。
歴史、芸術史、童画史の位置付けを大切にし、通史的なものを作らなければならないと思う。
ものの考え、時代、何かを探し出す、感じることができる番組だった。
何故あの時代に『コドモノクニ』が人気を博したのかを伝えてほしい。
旅人の魅力が引き出されていない。丁寧な演出をしてほしい。
オープニングテーマが番組イメージに合っていた。
ナレーターは語り調が安心できて良かった。
黒柳さんと出演している子供たちはとって付けた感じがする。
黒柳さんと一緒に出演している子供達が「番組を見てどう思うのか」を知りたい。
番組タイトルからして、黒柳さんが番組のいろいろなところに出てくるのかと思っていたが、最初 と最後にしか出てこない。冠のみでいいのかどうかと思った。
芸術家からの子供達へのメッセージは何かと一生懸命に見ていて伝えられたとは思うが、解説と紹介が続くとしんどくなってくる。息抜きの場面が入ってもよかったのではないか。
過去の芸術家の生涯を追う所為か、平板な感じがした。登場人物の生涯を描くにしても、焦点を当てる作品の選び方等、テンションが上がる所があってもよかったのではないか。
旅人がうまくマッチしていないように思った。
巨匠達の絵の原点は『コドモノクニ』にあったのではないかと思った。
「徹子の部屋」がいいアーカイブになっている。その重要性を感じる。
明治・大正・昭和初期の文化人を知っている人にとって、実に興味深い番組で、「徹子の部屋」に東山魁夷やまど・みちおが出ていた事も興味深い。現代の人達にどれだけ理解できるか少々心配であるが、作品は有名であり、また黒柳徹子さんや旅人達が視聴者に興味を持たせるのではないか。
『コドモノクニ』は287号まで出版されたので、かなり長く番組を続けられるよう期待している。

東山魁夷(旅人:伊藤かずえ)2015/5/20,27 放送
東山魁夷の子供の跳ね上がらんばかりの絵には迫力があった。未来に希望を持とうとする作品であるが、これから起こり得る戦争を前にして、何度も見て胸が詰まる思いがした。絵を映像として見るには非常に良いチャンスだと思う。東山魁夷の絵の出発点が『コドモノクニ』にあった事も初めて知った。
村岡花子(旅人:中原丈雄)2015/4/22,29 放送
・NHKのドラマとの相違点が見られて面白かった。
いわさきちひろ(旅人:榎木孝明)2015/6/17 放送
・本人の「子供達に捧げたい」という想いが映像から伝わり、感銘を受けた。
竹久夢二(旅人:竹下景子)2015/7/8 放送
・竹下景子さんは存在感があった。

◆次回日程:第61回 10月16日(金)
◆課題番組:「新・にほん風景遺産~故郷をみつめなおそう~」