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放送番組審議会

BS朝日第70回 放送番組審議会議事録
BS朝日は、平成30年1月19日に、第70回放送番組審議会を開催しました。(2018.1.19)
開催日時 2018年1月19日(金)午後4時~5時45分
開催場所 BS朝日大会議室
出席者

若林委員長
安部副委員長、青木委員、中町委員、野村委員、原田委員、水口委員
(欠席:佐藤委員=書面にて講評提出)

 

【会社側】
菊地代表取締役社長、壁谷常務取締役、横山取締役、森本常務執行役員編成制作局専任局長、
上田編成制作部長、諸橋プロデューサー、遠藤プロデューサー

(事務局)佐藤事務局長、堀ライツ・考査室主任

 

 

議題

(1)会社側より報告
(2)前回課題番組「歌っていいだろう」について報告
(3)課題番組「BS朝日 日曜スクープ」講評
(4)次回日程および課題番組について
(5)その他

講評

・総評は相応だが、厳しめの60点。構成面に問題あり。
・分析手法がわからない。地上波の朝帯や昼帯の番組との違いが分からない、今あるニュースを並べているだけという感じ。「報道特集」(TBS)のように深堀りが必要。
・系列局を使って地域のニュースを掘り起こすのも1つではないか。
・ゲストによってずいぶん印象が変わる。北朝鮮問題の磯崎氏、アメリカ問題では小西克哉氏などの時は興味深かった。
・小松アナウンサーが喋り過ぎている。ゲストの言葉をゆっくり聞いて聞き出してあげるのがよいのではないか。時折コメントを遮って消してしまっている。
・日曜日は官僚が休みなので、現在の日本の懸案事項について官僚が民間に向けて話すとか、外国人記者クラブやJICA関係者等国内にいる海外の視点を持った人達にインタビューするなどの特殊なコーナーを作ったりして、翌日の紙面を飾れるような発言を引き出す努力をしてほしい。
・日曜夜に長時間のニュース番組を持ってきたチャレンジに敬意を表したい。放送局としての姿勢が立派で称えたい。だが、日曜日のこの時間、正直重い。ただし、番組が本当に面白ければ固くても視聴者がついてくるはずなので、飽きさせない工夫が必要。
・国際問題、特に北朝鮮を扱うことが多かった。新聞の場合、6面でやっと国際問題を扱うくらい、国際問題の比重は小さい。例外が北朝鮮問題で、取り扱いが多いのはテレビも共通なのか?(プロデューサーが「はい」と回答)それでも、北朝鮮問題ばかりなのはいかがなものか。ジャンルを広げたほうがいい。
・北朝鮮問題の田中均氏の語りが驚異。大木アナウンサーの一言を受けて語られた内容に衝撃を受けた。記者時代に田中氏に取材した時には中々話を聞けなかったので、こういう方がキャスティングされるなら、毎週見たい。
・従軍慰安婦問題の際、金慶珠氏が孤立してしまったが、本来は小松アナウンサーがバランスをとる話の進め方をしたほうがよかったのではないか。さじ加減が難しいのは分かるが、もう少し落ち着いた運び方がいいのではないか。
・誰が解説を担当するか、というのがこの番組の肝だと思う。現場を知っている人をキャスティングの方が見応えがあっていいのではないか。ニュースの裏側・背景を視聴者は求めている。視聴者が知らない部分を知らせてほしい。
・テーマ設定が政治に偏っている。日曜日夜にきな臭いニュースばかりなのはいかがなものか。経済や文化が見えない。また、ターゲットがどこなのかもよくわからない。生活ネタなどを取り入れるのも一案ではないか。
・大木アナウンサーの立ち位置が不明確。彼女に何を求めているのか、彼女の存在をどうしたいのかが伝わってこない。
・セットのデザインはいいが、「赤」が背景の中で主張しすぎてうるさい。パネルもあまり役に立っていない。ラジオとして音声だけ聞いているといい番組だが、映像を見てしまうと視覚的な煩わしさで、内容が入ってこない。
・小松アナウンサーがシリアスだけど攻めになっていて、見ていて気持ちいい。行き過ぎても困るが、小松アナウンサーを主役にして、海外のニュース番組にいるアンカーマンに育てていけばよいのではないか。その分、大木アナウンサーにはストッパーとしての役割が必要。
・文化にも力を入れてほしい。直近ではアカデミー賞をジャーナリスティックに取り上げるなど、他ではできない切り口を期待する。
・大きなテーマ2つに分けているので見やすい。ただ、回によってアプローチの仕方が違うのはまだ模索しているからなのか?
・北朝鮮問題ばかりというのはこの時世では仕方がないのかもしれないが、そのせいで逃しているニューがあるのではないかと懸念している。
・党首討論の回は番組初回の所為か、残念だった。政党比較がうまく整理されておらず、かえって分からなくなってしまった。
・分析のプロセス、迫っていくプロセスをきちんと見せていた北朝鮮の回は面白かった。田中氏から「聞き出した」というのが番組の中で成立していたのが満足感に繋がった。
・音楽やアタック音のつけ方がニュース番組としてはやり過ぎ。それほどキレのある内容や情報ではないにもかかわらず派手なアタック音を付けたり、北朝鮮を取り上げている間に暗い音楽を選んで煽るのは控えて頂きたい。民放の情報番組が横並びでやっているので仕方のないことだとは思うが、過剰に伝えてはいけないし、横並びになる必要もない。
・画面下部に内容がテロップで表示されているのはよかった。席を外したりしても番組についていけるので。
・北朝鮮を取り上げるにしても、スポーツの側面からなどの別の切り口で取り上げたら、食傷気味にならないのではないか。
・「今週のニッポン」はとても興味がある。これだけでも番組が成り立つのではないか。海外でどのように日本が紹介されているかが興味深く、色々なジャンルを取り上げてほしい。
・「日曜『スクープ』」なのに、爆弾発言が少ない。スクープがないと、見終わってから、何か心に残るものがあったかな、と思ってしまう。終わり方を整理したり、明るい感じで終わったりなどの工夫があっていいのではないか。
・多くの報道番組が存在している現在、趣旨をもっと明確にした方がいい。
・「ニュースの焦点」と「時事論考」だが、はっきりわかるテーマがほしい。今のままでは入れ替えても同じに見えてしまう。
・3人のキャラクターがいい。特にアナウンサーの2人はよく勉強している。小松アナウンサーの勇み足はよくないが、めったにいないアナウンサーなので、このまま突き進んで、報道キャスターになるのを大いに期待したい。せっかくの存在感なので、角を折らない方がいい。
・ゲストは多彩であってほしい、予定調和のゲスト入らない。いっそ、たまにははずれてしまうくらいでもいいのではないか。
・オープニングはとても格好いい。全体的には、とても勉強になり、素敵な番組だった。
・「おさえておくべきポイント、後半ニュースの渦中にいるゲスト…」などの説明は、これからどう勉強できるのかがよくわかって、とても良い。
・党首討論のボードで、党の消費増税に関する違いの説明をするとき、文字で各党名の字が見えるとわかり易い。アナウンサーが「自民は…」「公明党は…」と説明はしていたが、文字での補足がほしかった。
・足の見える高い椅子の時、男性4人がとてもだらしなく座っていた。足を隠すか、椅子を低くするか、女子アナのように足をちゃんとした方が感じ良いと思う。
・徹底分析のゲストに女性がいて明るい雰囲気でほっとした。男性だけの時は暗くて内容も硬いので、気持ちが沈んでしまった。
また、出演者の服に関しては、おそらくゲストは黒っぽい感じとなるので、レギュラー、サブレギュラーの方々はできるだけ明るい服を着ると番組全体が明るくなり、重たくならないのではないか。
・ボードを映す時に、映したい表などの上の行の字が下半分映り、表の下の行の字が上半分写るような映し方は、よくないのではないか。映したいものだけをぎりぎりに映すわけにはいかないのか。
・国務長官のティラーソンさんと国防長官のマティスさんの二人を比べる番組はおそらくBS朝日ぐらいで、とても面白かった。
・ニュースウォッチャーの中で、世界が注目する日本のニュースは、素人っぽい方がつまりながら話すと、内容さえも信用できないような気がした。完全にカンペを読んでいて不自然でぎこちない方もいて、テレビ局に書いても貰った物を読まされているように感じた。
・PAC3、THAAD、イージスアショア、イージス艦、などの説明は普段わかったような、わからないような気持ちのまま流していたので、すごく嬉しい説明だった。

 

次回日程:第71回・4月13日≪金≫ 午後1時~
課題番組:「土井善晴の美食探訪」

 

なお、水口委員は今回をもって退任することとなった。