ジスとムヨンの姿を見たウナは店を飛び出し、ムヨンはあとを追いかける。一人で店に戻ってきたムヨンに、ジスは「私たち友達のままでいましょう」と話す。友達ならば関係を長く続けられるし、気持ちも楽だとジスは話す。ジスにとってウナの存在も理由のひとつだが、何よりもジスはムヨンと恋人同士になる勇気が持てず、逃げたのだった。ジスは自分が卑怯だということにも気づいていた。ジスの答えを聞いたムヨンは、これからもいい友達でいようと納得する。一方ミョンテのもと妻がアメリカで他の男と再婚していると聞き驚いたミョンジャとテシク。スニムとボンレも、その話を聞きショックを受けミョンテを心配する。ミョンテは絶望のあまり酒をあおるように飲む。すっかり酔って家に帰ってきたミョンテは「人生終わりだ」と言って寝転がる。その様子を見たボンレは、「しっかりしなさい、甘えるんじゃない」と叱咤する。ユン家では、ジェドゥとヘギョンが仲睦まじい夫婦を演じながらパーティーへ出席。周りの人たちは2人を“理想の夫婦”だと言ってもてはやす。見栄っぱりなヘギョンは、世間にはウンジュが離婚したことは内緒にしていた。

俺に意見する、このばあさんは誰だ?と騒ぎ出したミョンテに、ボンレから平手打ちが飛ぶ。ミョンテは、自分を捨てたボンレにそんな資格があるのか?と詰め寄る。なじるスニムにもボンレは「あなたが甘やかして育てたから、あなたにも責任がある」と言い出す。産んだだけのボンレに育ててくれたスニムを責める資格はないとミョンテは怒り、やけになって家の中で暴れ回りムヨンに抑えられる。挙句ミョンテはムヨンに「赤の他人が口を挟むな」と言い出し、サンヒョンが和解金を払ってムヨンを留置所から出したことを家族に話してしまう。それを聞いたスニムが、さらにムヨンを激しく傷つけることを言い出した。ムヨンに当たり散らす2人と、ムヨンをかばうミョンジャが激しく言い争う中、ついにムヨンも我慢ができなくなり、家を飛び出す。自分に会いに来たムヨンの様子がいつもと違うので、ジスは自分がムヨンの気持ちに応えなかったからではないかと思ってしまう。

ミョンテが大騒ぎした翌日、ボンレはミョンジャたちの家から出ていくことにする。子供たちと暮らすという夢はかなった、長居しすぎたと話すボンレ。ミョンジャは、実の母の存在を知った以上、知らないフリはできないと話す。ボンレはそのミョンジャの気持ちだけで十分だと言って、出て行く。その頃ムヨンも一人で悩んでいた。家から離れると、自分の家はキム家だと思うのだが、実際に家に戻ってみると自分の居場所はない。いつもそんな具合だった。ムヨンはウナを呼び出し、勉強はやめると告げる。そしてウナに、必ず大学生になるんだと励まして約束させる。不安な顔をするウナに、絶対に連絡は入れると誓うムヨン。ユン家では、ヘギョンがジェドゥの大学に手作りのお弁当を届け始めた。ウンジュたちが簡単に離婚したのは、自分たちを仮面夫婦だと思っているからだと言うヘギョンは、子供たちが見習える夫婦になるべきだと話し実行し始めたのだ。だが、それも芝居にすぎないと思うジェドゥ。ウナと会ったジスは、ムヨンが塾をやめたと聞かされる。

ムヨンが塾をやめたと聞いたジスが彼に会おうとすると、ウナは「おじさんのことは放っておいて」と言い出す。ムヨンに構わないでほしいと言うウナにジスは驚く。ジスに優しくされるとムヨンの気持ちが揺れてしまうと言うのだ。ウナから「私からおじさんを奪わないで」と頼まれたジスは悩む。ジスは父ジョンフンに「友情と愛情の違いって何かしら?」と疑問をぶつける。友情が深いと愛と間違えることもあり、愛が深くてそれが友情になることもあると話すジョンフン。ヘタに勘違いすると相手を傷つけると聞いたジスは、ムヨンも自分もお互いを好きだと勘違いをしているだけだと無理に思い込もうとする。その頃ムヨンはテシクに、自分を産んだ母親の名前を確認していた。「イ・ジンスク」というその名を心に刻むムヨン。当時イ・ジンスクはムヨンをテシクたちに預けたあと、兄に会うために提川(ジェチョン)か鎮川(ジンチョン)に行くと言い残していたようだ。ある決意をしたムヨンは手紙をナリ食堂に置いて出ていく。手紙に気づいたミョンジャが中を見ると「今度戻って来るときは本当の息子になっている」と書かれていた。

ムヨンが家を出て行ったと知ったサンヒョンとミョンジュもショックを受ける。サンヒョンがムヨンの携帯電話を呼び出してもムヨンは出ようとしない。出社したミョンジュからムヨンが家を出たと聞いたジスも驚いて連絡を入れようとするが、ムヨンは出ようとしなかった。ジスが会いに来たことで、ウナもムヨンに何かがあったと悟る。スニムとミョンテも、自分たちのせいでボンレとムヨンが出ていったと気にし始める。そんな中、家族に内緒でボンレに呼び出されたサンヒョン。行ってみると、そこには立派な身なりのボンレがいた。ボンレはこれが本来の自分の姿だと打ち明ける。家族には内緒で自分に協力してくれと話すボンレ。そうとは知らないスニムは、ボンレの行方を追っていた。ボンレが出入りする食堂に聞くと、彼女は住み込みに働きに出たと言う。一方、ジスはムヨンがまた家を出たのは、ジスから離れるためかもしれないと気をもむ。自分はムヨンを引きとめられたかもしれないと悔やむジス。その頃、ムヨンはみんなからの携帯電話へのメッセージを聞いていた。同じ頃、友人たちと会ったヘギョンは、ウンジュが離婚したことを知られたらどう思われるかと気が気でない。そんな中、サンヒョンは両親に、借金が返せそうだと話す。

会社が低金利で長期融資をしてくれるので、それで借金が返せると話すサンヒョン。思いがけない話にテシクもミョンジャも喜ぶ。借金返済のためのボンレのはからいに感謝しつつも、堂々とやればいいのにと言うサンヒョンに、ボンレはスニムにイヤな思いをさせないためと言う。お金で子供を取り返すつもりだと思われるのは不本意だというのだった。一方ミョンジュは、健康診断の結果は出ているが、家の雰囲気が悪くて話を切り出せないでいた。彼女は、結婚はムヨンが家に戻ってからでいいのではないかと気を遣う。だがミョンジャは、結婚延期も“ムヨンのせい”にされるのはたまらない、早くジョンフンを家に連れてきてと言うのだった。仕事でウンジュと会ったミョンジュは、離婚したというのにサバサバした態度で落ち込んだ様子のないウンジュを見て驚いていた。ウンジュは決して落ち込んでいないわけではなかったが、公私を区別し弱みを見せない彼女の性格がそうさせているのだった。ウンジュはサンヒョンに連絡を入れて会うことに。

ウンジュに呼び出されたサンヒョンだったが、気乗りしない彼は2時間遅れて店に行った。ウンジュはまだ待っていた。あなたを嫌いになりそうだ、だが憎めないと話すウンジュ。結婚して別れた仲なのに、何もないフリはできないと話すサンヒョン。ウンジュは愛したことも結婚したことも、別れたことも謝りたいと言う。まだサンヒョンへの愛が残っているウンジュの気持ちをさえぎるかのように、サンヒョンは「もう君とかかわりたくない」と冷たく言い放つのだった。そこまで言われたウンジュはショックだった。一方、キム家では自分たちの返済する借金がゼロになり、テシクもミョンジャもホッとしていた。借金がなくなったことは喜ばしいことだが、ミョンジャにはムヨンの行方が気がかりだった。ムヨンはきっと戻ってくると信じるミョンジャだが、最近体調が思わしくない。その頃ムヨンは、生みの母の消息を追っていたが、何の手掛かりも得られずにいた。ユン家では、ジェドゥとヘギョン夫婦の駆け引きが続いていた。

ムヨンは携帯電話を誤って川に落としてしまう。その頃ジスは、ムヨンから連絡が来るまでは自分からは電話をしないと心に決めていた。日曜日、ジョンフンがミョンジュの家を訪ねてきた。スニムに健康診断の結果を伝え、結婚の許しを得るためだ。意外にもスニムはきれいに化粧をしてジョンフンを迎え入れる。そして健康診断の結果に文句のつけようもなく、2人の結婚を許す。さらに日取りを今日決めるように言い、人より遅い結婚だから人の倍幸せになれと言うのだった。同じ日、ボンレの家に遊びに行ったサンヒョンは立派な住まいに感心する。サンヒョンにムヨンの写真を持ってくるように頼んでいたボンレ。ミョンジャの心配を減らしてやるため、ムヨンを捜す手助けをするつもりだ。一方ウナは、ムヨンが去ったことで精神的に不安定になっていた。ミョンジャは頭痛がひどいため、テシクに強く勧められて病院へ行くことに。

スニムとミョンテは、ボンレの行方を追って食堂を訪ねていた。住み込みの働き先はどこかと尋ねる2人に、食堂側はどこにいるかまでは知らないという。がっかりして帰る2人を、ボンレは店の奥からこっそりと見ていた。ソク家では、結婚の決まったミョンジュをミエとジウンが食事に招待していた。はた目には、なごやかに見えた食事会だが、ミエは姑になるミョンジュにチクチクとイヤミを言い、早くもミョンジュをミナのおばあさん扱いする始末。ミエはジョンフンとの結婚をミョンジュに後悔させようと作戦を練っているのだった。一方、相変わらず体調の優れないミョンジャ。病院に行ったこともテシク以外には伏せていた。何かあると、またムヨンのせいにされてしまうからだ。その頃ウンジュは仕事を介してサンヒョンと関わりを持っていた。その日サンヒョンからウンジュに電話が入り、ヘギョンがその電話に出てしまう。ヘギョンは別れたのだから未練がましく電話をかけてくるなと言って電話を切ってしまう。母の勝手な振る舞いにウンジュは怒り出し「私たちの結婚はママのせいでダメになった!」と責めてしまう。

ヘギョンがムヨンの塾をやめさせた、と口走ってしまったウンジュ。それを聞いたウナは、本当なのかと母に詰め寄る。ウンジュがウナの聞き間違いだと言ってその場をごまかすが、ウナは信じていない様子。ウナは本当のことが知りたいとサンヒョンに電話を入れ、ムヨンが家を出たことを知る。そして1人で苦しむムヨンを思い、ウナは涙を流す。翌日ジスに会ったウナは、ムヨンの苦しみの原因はジスにあると、ジスを責める。そしてジスよりも自分のほうがムヨンを理解し愛していると言うのだった。ウナにそう言われてジスは、素直に自分の気持ちを出せるウナがうらやましいと思う。ジス自身、ムヨンに対する気持ちをどう理解していいのか分からずにいるのだ。ユン家では、娘たちに責められたヘギョンが、すっかり気落ちして寝込んでいた。一方ミョンジャは再度病院に行き検査を受け、脳下垂体に良性の腫瘍があることが判る。だがミョンジャは、手術をすぐには受けないと言い出す。

