手術を受けたがらないミョンジャをもてあまし、テシクはサンヒョンに相談する。サンヒョンはミョンジャを説得しようとするが、ムヨンが戻ってくるまで手術は受けないとミョンジャは言い張る。ムヨンに会えれば手術に頑張れる気がするというのだ。困ったサンヒョンはジスとウナにも事情を説明し、ムヨンと連絡が取れたらすぐに家に帰るように話してくれと頼む。母になんとか手術を受けさせたいサンヒョンは、困り果てた末にボンレを訪ねる。ミョンジャの病気のことを聞いたボンレは、すぐさまナリ食堂に直行、ミョンジャを無理やり車に乗せて病院まで連れていく。一方、母に強く当たりすぎたと反省したウンジュは、おかゆを買って家に帰る。ウンジュは離婚の原因は自分にあるのであって、ヘギョンがいつも家族のことを思って頑張っていることに感謝していると謝る。ジェドゥもヘギョンを心配してカキのおかゆを買って帰ってきた。だがヘギョンはカキアレルギーだと言って食べようとしない。翌日、ジスの携帯電話にムヨンからメールが入った。携帯電話をなくしてしまったのでウナと連絡が取れないが、元気だと伝えてくれというものだった。ジスはすぐに折り返し電話を入れるが、ムヨンと直接話はできなかった。

ムヨンが鎮川(ジンチョン)に行ったことをつかんだジスは、すぐにサンヒョンに連絡を入れる。テシクとサンヒョンは、ムヨンが生みの母を捜しに行ったのだと悟る。とにかくミョンジャの手術のためにムヨンを見つけなければならない。サンヒョンはボンレが手配した探偵と一緒に鎮川に急行し、翌朝からムヨンを捜索することに。サンヒョンから連絡を受けたウナもジスも無事にムヨンを見つけられるようにと祈らずにはいられない。ジェドゥはヘギョンに気晴らしをさせようと、たまには一緒に外食しようと誘いをかけるが、相変わらず頑ななヘギョンは家事で忙しいと、そっけいない対応。だが、考え直して着飾って大学へ行ったヘギョンだが、ジェドゥが女性を車に乗せて出かけるところを見てしまう。遅く帰ったジェドゥは研究室で勉強していたと話すがヘギョンに嘘はバレていた。ウナはウンジュに、ミョンジャが入院、手術をすると教える。鎮川にいたムヨンは、母の手掛かりをつかめずにいた。だが、自分は本当に生みの母に会いたいのだろうかと思い始める。

ついにサンヒョンはムヨンを見つけた。一緒に帰ろうというサンヒョンにほっといてくれと言うムヨン。サンヒョンは怒りのあまりムヨンを殴る。そして今まで抑えていた気持ちを吐き出す。子供の頃から自分よりもムヨンを愛する両親に我慢し譲ってきたのに、それでもムヨンはまだ足りないのか?そう言われたムヨンは、それがつらかったと話す。サンヒョンが自分とのケンカを避けているのは同情ではないか、ムヨンはずっとそう思っていた。生みの親を捜しに来たのも、自分にはそもそも生みの親などいないと確認したかったからかもしれない。ムヨンの気持ちを知ったサンヒョンはムヨンを抱きしめ、自分の弟はムヨンだけだ、一緒に帰ろうと話す。母親を捜したければ協力すると話すサンヒョンとムヨンの間には、今までのわだかまりが少し解けたようだった。ジスとウナにもムヨンが見つかったと連絡が入り、2人はほっとする。車が病院に着いて初めて母が入院していると知ったムヨンは、あわててミョンジャの病室へ飛んでいく。

病気の母を見て「俺が苦しめたから病気になった」と涙を流すムヨン。ミョンジャは、母親とは子供のために苦しみ悩むものだと話す。自分の子供でなければ病気になったりしないという母の言葉にムヨンは胸が痛む。「あなたは私の大事な息子。だから自分自身をもっと大切にして」と言う母の言葉にムヨンは俺が悪かったと謝る。ムヨンが戻ってきたことで、手術を受けるというミョンジャにサンヒョンもテシクも笑顔になる。ムヨンが戻ったと聞いたジスは、ミョンジャの病院へ。ムヨンに会ったジスは「あなたの力になれない私の気持ちが分かる?」と怒りをぶつける。ムヨンは初めて、自分は独りではないと気づくのだった。自分は家族や友人に愛されているのだ。翌日ミョンジャは手術を受ける。手術は無事成功した。皆が病院に集まり、ほっとしているところへ思いがけない人が現れた。

ミョンジャを心配してウンジュが見舞いに来た。だがスニムは、何を今さらとキツイ言葉を投げつけウンジュを追い出してしまう。ウンジュは罵声を浴びることは覚悟の上だった。サンヒョンは母を気遣うウンジュの気持ちは受けとめる。スニムはナリ食堂に行き、食堂を手伝ってくれているボンレに、病院に行きミョンジャに会ってくるように言う。手術が成功したと聞けただけで満足だと話すボンレ。彼女は遠慮して病院には顔を出さなかった。一方、ジョンフンはジェドゥに、再婚することを告げる。相手がサンヒョンの叔母にあたるミョンジュだと聞いてジェドゥは驚くが、快く祝福する。ジスはムヨンに、ウナをどう思っているのかと尋ねる。ムヨンはウナの気持ちはありがたくもあり、負担でもあると答える。ムヨンはウナと連絡を取ろうとするが、ウナは電話にもメールにも出ない。

手術の翌日、朝からスニムはムヨンに説教をする。「本当の親が現れても、今の親の恩を忘れないで」と言うスニムの言葉を、今は素直に聞けるムヨン。サンヒョンはムヨンに高校の卒業資格だけは取るようにと言い、ムヨンもそうすることにする。ジェドゥは、ウンジュがミョンジャを見舞ったと知って、娘の気遣いがうれしかった。ウンジュが担当していた映画に投資する会社が現れ、映画製作が続行できることになった。それにはサンヒョンの力添えもあった。喜ぶウンジュはサンヒョンにごちそうすると言って電話をかける。手術後のミョンジャを初めて見舞ったボンレ。眠る娘をひと目見て、そのまま帰ろうとするボンレにミョンジャが「母さん」と声をかける。ミョンジャは、ボンレが家を出てからずっと待っていた、とこれまでの心情を吐露し始める。会えてよかった、母さんを恨んだまま終わらなくてよかったと素直な気持ちを初めて口にするミョンジャ。「今まで優しくできなくてごめんなさい」とボンレと抱き合って涙を流す。実母と娘はようやく素直になれた。ムヨンに会ったボンレは「私はあなたに投資するつもりよ」と援助を申し出る。ムヨンを助けることはミョンジャを助けることにもなるのだ。一方ジスはムヨンの表情が穏やかになってきたのがうれしかった。

ジスは話があると言ってウナを呼び出した。ジスはウナに、自分の気持ちに正直ではなかったと謝る。ジスはムヨンを好きだという自分の気持ちをようやく認めた。ウナは好きなら堂々と言えばいいことで、謝るようなことではないとそっけいない。謝られると自分が惨めになると言うウナ。ムヨンは自分を妹のように思っているだけ、もう会うつもりはないと言う。その頃、塾を訪ねてもウナの姿はなく連絡も取れないムヨンはウナの家の前で彼女を待つ。ムヨンに会ったウナは、一生私のそばにいられないなら構わないでほしいと言う。私から逃げるチャンスを与えているのよと言うウナ。「あなたを解放してあげる、もう二度と会わない」と涙ながらにウナは言うのだった。その後、ジスはムヨンに会い、「ウナに自分の本心を言ってしまった」と打ち明ける。ムヨンは、いくら本当の気持ちでもウナに言うべきではなかったと怒る。ウナを傷つけてしまったと動揺したムヨンは、ジスのムヨンへの想いを同情だと言い張る。そして、そもそもジスに自分が告白しなければよかったのだと後悔する。一方ウナは、母親に対して冷たい態度を取り始める。

ジョンフンと一緒に結婚指輪を見に行ったミョンジュは、豪華なダイヤではなくシンプルなカップルリングを選ぶ。欲がないと言われたミョンジュは、一番欲しいものは手に入ったからと答える。ミエに呼び出されたミョンジュは、結婚の贈り物リストを渡される。ミエにとっての舅の結婚なのに、口を挟むのは礼儀に欠けているとミョンジュはミエに率直に言う。続けざまに失礼なことを言うミエに対しミョンジュは、ミエが手ごわい嫁だと再認識、早くも姑いびりが始まっているのだ。ユン家ではヘギョンを友人のヒョンスクが訪ねてくる。ウンジュが離婚したことを聞きつけ、本当かどうか確かめに来たのだ。ヘギョンはヒョンスクにも見栄を張るが、強がっても哀れに見えるだけと言われてしまう。一方、ウンジュはサンヒョンと会い久しぶりに二人きりで酒を飲む。お互い、もう結婚はこりごりだが、別れてしまうと気楽に話ができるのが不思議だ。

ムヨンとジスはウナを心配していた。ウナは塾を休み、どこにいるのか分からない。ムヨンはウナをその気にさせてしまったことを悔やむ。そしてジスのムヨンへの気持ちは、ジスの思い違いなのだと思い込もうとしていた。ジスの気持ちに応えることはウナをますます傷つけることになる。それは避けたかった。ジスにはもっとふさわしい相手がいるはず、ムヨンは無理にそう思う。一方、ウナのことで相談があると言われたサンヒョンとウンジュはムヨンに会い、ウナが最近塾を休んでいることを知らされる。夜、映画館回りをしていたジスは、偶然ウナを見かける。ジスはウナに、憎むなら私を憎めばいい、自分を捨てるようなことはしないでと頼む。ウナが自暴自棄になるとムヨンが苦しむからだ。ウナは、ムヨンは初めての友達で初めて好きになった人、ムヨンが離れてしまうと自分は一人だと言う。ウナはジスが自分を心配して、子供扱いすることにイラついていた。自分で自分が情けなくなり泣けてくるのだった。ウナはムヨンのことも含め、今までの自分から変わろうともがいていた。

ウナはムヨンからの電話に出ようともしなかった。ミョンテは娘のヨンミから待望の電話があったが「ママを責めないで」と言い、ほんの少し話しただけで電話は切れ、かえってつらい思いをしていた。ミョンテはいずれ子供たちを取り戻そうと心に誓う。ミョンジャが退院する日が来た。ミョンジュが病院の支払いをしに行くと、すでにボンレが済ませていた。これまでのボンレの様子を見てきたミョンテは、ボンレが“ただの貧しい老人”ではないと考え始める。スニムが気をきかせて、退院してきたミョンジャ、ミョンテ、ボンレの3人が一緒に過ごせるように時間を作る。その時にミョンテは、「本当の親子水入らずだから、事実を話してくれ」と迫るが、ボンレは話をはぐらかして帰ってしまう。テシクたちの借金をサンヒョンの会社の融資で返すことになったという話も出来すぎている。ミョンテはサンヒョンの会社にも電話を入れ、探りを入れ始める。一方、ウナを心配するジスはウンジュに会う。そして自分がウナを傷つけたと、これまでのことを話す。ジョンフンは姉からの電話で結婚式の贈り物についてミエが口を挟んできたことを知る。

