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#331

埼玉西武ライオンズ 松井稼頭央
~進化し続けた男の挑戦の歴史~

今年、現役引退した日本球界のスター・松井稼頭央。
25年のプロ野球人生を振り返ると、そこには、厳しいプロの世界で生き残りをかけ、必死に努力し進化を続けた姿があった。

名門PL学園高校で投手として活躍。
93年、ドラフト3位で西武に入団し野手に転向。
プロ1年目から両打ちに挑戦し、努力で左打ちをマスターした。
プロ2年目の95年に一軍デビューを果たすと、翌年からレギュラーに定着。
97年からは3年連続盗塁王に。
02年にはスイッチヒッターとして史上初のトリプルスリーを達成し、球界を代表する遊撃手になった。
そして04年、日本人内野手として初めてメジャーに挑戦。
09年には日米通算2000本安打を達成。
11年から日本球界に復帰し、13年には楽天で主将として球団初のリーグ優勝と日本一に貢献した。
さらに、15年には選手生命をかけ外野手に転向。
今年は古巣・西武で外野手兼テクニカルコーチとしてプレーした。

松井稼頭央の25年にわたるプロ野球人生。その挑戦の歴史に迫る。