STEP FORWARD ～前進、その先へ～

ロンドン五輪で銅メダルを獲得した日本女子バレーボール。早くも4年後のリオデジャネイロ五輪での金メダル獲得に、国民的期待が集まっています｡

バレーボール草創期…東京五輪(1964年)で金メダル獲得。その後も金・銀メダルを取り続けた日本は「東洋の魔女」として恐れられ、世界に君臨しました｡

その後、世界が「高さとパワー」で日本を追い越していく中、メダル獲得に届かない年月が続きました｡しかし、日本は歩みを止めたわけではありません。

2010年の世界選手権で32年ぶりにメダルを獲得。昨年のワールドカップでは世界ランク1・2位のブラジル・アメリカに勝利。そしてロンドン五輪で、1984年の銅以来、28年ぶりのメダル獲得に到ったのです。

出場すらかなわなかった2000年シドニー五輪の痛みを乗り越え、五輪での金メダル獲得に向け、日本女子バレーボールは着実に「前進」を続けています。

さらなる成長を求めて、世界の強豪リーグのトルコへ旅立ったエース・木村沙織、指導者として新たに立ち上がった、ロサンゼルス五輪銅メダリストの”天才セッター”中田久美、そして、”現役高校生・Ｖリーガー”として、「世界一」の夢を胸に歩みを進める宮下遥…明日の全日本を担う3人の新たなステップに密着取材します。

さらに、1964年、初めて正式種目となった東京五輪で金メダルを勝ち取った､日本女子バレーの秘蔵映像…“東洋の魔女”たち、金メダリスト達が、その強さの秘密と苦労を語ります。

今､日本が再び「世界一」となるために、必要なのは何なのか。日本女子バレーは、どんな「前進」をしてきたのか。そして今後、どのように進んでいくのか。歩み続ける日本代表の軌跡と今を追求します！