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Yes

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ファンにとってはおなじみの話ですが、ビートルズという人生に疑問を抱き全てに疲れていたジョンを救ったのは、たまたま見に行ったヨーコの個展で出会った「Yes」という言葉だったといいます。

映画『イエロー・サブマリン』でもブルー・ミーニーを倒すのは「Yes」。

たしか大瀧詠一さんが書かれていたと思うのですが「ポピュラー音楽の歴史はYesと言った者の歴史」。新しいリズム、新しい言葉、新しいメロディ、新しい衣裳が出て来た時に、否定するのではなく、それは面白いと思った人たちが新しい音楽を創ってきたと。

もちろんそれで昔からの音楽が否定されるわけではありません。ヒットチャートに載らない音楽にYesという選択をすることもできます。たとえば今年来日が予定されているアーティスト、ジャクソン・ブラウン、ビーチ・ボーイズ、ボブ・ディラン、キャロル・キング、ジェームズ・テイラー。みんなそうして「生き延びて」来たのではないでしょうか。

歳をとるということもそうです。それだけ新しいこと、モノ、人に出会うことができるということ。そのチャンスにYesということができれば、いっそう楽しく生きていけるはず。

年の初めにそんなことを考えました。

うまく行かないことは多いけれども、常に前向きに。おすすめのビデオをここにあげておきます。



photo by (michelle)

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