今年 2011年は芸術家・岡本太郎が生まれて100年にあたる年。一年間さまざまな企画が予定されている。それをデザイナー佐藤卓はこう名付けた。
「TARO100祭(たろうひゃくさい)」
2月26日の太郎の百歳の誕生日には六本木ヒルズでバースデーイベント。
まさに岡本太郎から名前をとりメンバー全員がオカモト姓を名乗る注目のバンド OKAMOTO'S、太郎のパワーを音楽に活かし続ける田島貴男ら、岡本太郎をレスペクトするミュージシャン、アーティストが結集した。
TAROはいつもそこにいる。たとえば町を歩いていると、突然TAROは現れる。
現代の芸術は「ひろく一般の身近にふれるものこそ価値がある」と考えていた岡本太郎は誰でも触れることができるパブリックアートを多く制作した。
その一枚。およそ40年間眠っていた太郎の作品が、今年再び目を覚まし踊り始める。
昭和27年(1952年)制作のタイル画『ダンス』。かつては髙島屋大阪店の大食堂に飾られた絵は様々な事情から1969年頃から人目に触れず保管されていた。
番組では、それをこの節目の年に再生させるというプロジェクトを追いかける。プロジェクトのスタッフたちが一枚一枚のタイルを通して、 かつて『ダンス』制作に関わった職人たちの気持ちを感じ取ったのか。そして岡本太郎の声を聴いたのか。
【お問い合わせ】
岡本太郎記念館
http://www.taro-okamoto.or.jp
東京都港区南青山6-1-19
INAXライブミュージアム
http://www.inax.co.jp/ilm
愛知県常滑市奥栄町1-130
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