インタビュードキュメント 勝負の瞬間(とき) アスリート×二宮清純 スポーツ界には、現代日本を代表する人間像がある。アスリートには、新しい発想と戦略を感じる…。

第2回 待望の日本代表戦直前! 元NBA選手の日の丸への思い 日本バスケットボール界の至宝・田臥勇太

アメリカのプロバスケットボール・NBAで、日本人選手としてプレーした、ただ一人の男・田臥勇太(28歳)。身長173cmのハンデを感じさせない天才的なプレーとNBAにまで上り詰めたその実績は、若い世代に圧倒的な人気と知名度を誇る。
去年、彼は「リンク栃木ブレックス」と契約し、6年ぶりに日本でプレーした。そして今年、日本代表入りを決意し、6月10日から開幕する東アジア選手権に臨む。日の丸を背負った田臥がどのような雄姿を披露してくれるのか?スポーツ界では今、大きな注目を集めている。
「勝負の瞬間 (とき)」第2回は、この日本バスケットボール界のスーパースター・田臥勇太に二宮清純が、ロングインタビューを敢行。日本代表への熱い想いと、今もまったく衰えないNBA復帰への情熱を中心に、田臥勇太の“勝負の瞬間(とき)”を探る。

見どころ

待望の日本代表入り…田臥勇太を決断させたものとは…!?
NBAを優先するがゆえに、これまでは頑なに拒み続けてきた日の丸のユニフォーム。
しかし、28歳になって翻意した理由とは?
それは、昨今の日本スポーツ界の大きな流れの変化にあった…。

田臥勇太が“体感”した最高峰・NBAの魅力とは?
日本人プレーヤーとして唯一NBAに上り詰めた男・田臥勇太だから語ることのできるNBAの真の姿…。
そこには、我々の想像を絶する緊張感と厳しさ、そして華やかさとプロ魂があった!

天才・田臥勇太を育んだバスケットボール人生

まだあきらめてはいない!NBAへの熱い想い
NBA・サンズ解雇から早くも5年余り…
しかし田臥の胸の内では、NBA復帰への情熱はいささかも衰えてはいない。
その心境を赤裸々に吐露する。

見どころ
田臥勇太 プロフィール
田臥勇太

1980年10月5日生まれ(28歳)神奈川県出身。
2004年9月、2ヶ月にも及ぶ競争の末、日本人初のNBAプロバスケットボールプレイヤーとしてコートにたった。
平均身長200センチを超えるNBAの中で、身長173センチ、しかも日本人という体格的なハンディを背負いながらの快挙は、全米のメディアを駆け回り「バスケット界の野茂英雄」「日本のマイケル・ジョーダン」として取り上げられた。
身長173センチ、体重75キロ。

バックナンバー  TOPへ