プロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス」監督・野村克也、７３歳。現在の日本プロ野球界で、その一挙手一投足が最も注目されている人物と言っても過言ではない。毎試合後の彼のコメントは、その発言のおもしろさから夜のスポーツニュースなどで“ノムさんのぼやき”として報じられ、翌朝のスポーツ新聞の見出しになるほどだ。
「勝負の瞬間 （とき）」第３回は、この野村監督に二宮清純がロングインタビューを敢行。捕手・打者・監督として、５０年以上もプロ野球に関わってきた男の飽くなき勝利への執念と勝負師としての真髄に迫る。
今シーズンにかける想い。 楽天イーグルス優勝のカギとは！？
楽天の監督就任から４年目。クライマックスシリーズ進出を狙う野村監督が必要としているものとは？ そして今、好調の若武者・マー君（田中）とエース・岩隅をどう見ているのか？ 勝利への策を語る。
野村克也の「監督論」
２４年間に及ぶプロ監督生活では、リーグ優勝５回、日本一３回を達成。
豊富な経験に裏打ちされた野村の野球理論は、プロ野球界にも大きな影響を受けた者が多い。弱者が勝者になるために培ってきた独自の監督論に迫る。
「野村ノート」に書かれた想い。
「これは野球の指導書というか、科学書というか…宝の山ですね。」二宮清純を唸らせた“野村ノート”の中身とは！？
野球人・野村克也のこれから
今シーズン、野村監督と楽天は１年限りの契約。気になる今後を、野村監督自身が語った…。「今年に勝負をかけている」
