インタビュードキュメント 勝負の瞬間(とき) アスリート×二宮清純 スポーツ界には、現代日本を代表する人間像がある。アスリートには、新しい発想と戦略を感じる・・・。

南アフリカW杯~日本代表大健闘の原動力! 遠藤保仁のサッカー哲学

今年6月、南アフリカで開催されたサッカーW杯。ベスト16入りを果たした日本代表の中心的存在だったのが、MF遠藤保仁(30歳・ガンバ大阪)だ。攻守に渡り、チームの起点として献身的な働きを見せ、特にデンマーク戦でのフリーキックによるW杯初得点の場面では、日本中を熱狂させた。
「勝負の瞬間(とき)」第19回は、この遠藤にスポーツジャーナリスト・二宮清純がロングインタビューを敢行。これまでのサッカー人生をはじめ、W杯と日本サッカーへの思い、“コロコロPK”と呼ばれる独自のPKへの考え方と技術論など、サッカー人・遠藤保仁の本音と魅力に迫る。

 

 

見どころ

憧れだったワールドカップ
「イタリア大会のビデオはすり切れるほど見ました・ ・ ・ 」。前回のドイツワールドカップでは、代表に選ばれながらも出場機会はなし。その悔しさを糧に四年間、自分を磨いてきた。そして手に入れたレギュラーの座。ワールドカップにかけた思いと、激闘の日々を振り返る。

故郷・桜島での思い出
遠藤保仁が育ったのは、鹿児島県の桜島。「憧れていたプレイヤーは兄」と明かすほど、身近なスターだった兄弟とのサッカーに明け暮れ、前園真聖、城彰二などの先輩たちから直接刺激を受けた。その飄々としたプレースタイルと、強靭なメンタリティーを育んだ故郷、鹿児島での日々を語る。

大好きなお風呂と“コロコロPK”秘話
遠藤が試合のハーフタイムになると必ずお風呂に入るというのは、ファンの間ではかなり知られた話だ。その真意と爆笑エピソードを披露する。さらに、“コロコロPK”と呼ばれる独特のペナルティキック。そこには、遠藤独自の思い入れと強いこだわりがあった。

日本サッカーと遠藤保仁のこれから
W杯で遠藤が感じた世界との距離と、それを埋めるために日本サッカー界がこれからやるべきこととは?
遠藤は「今、指導者をやりたいです!今!」と熱く語る。彼が描く理想のチームビジョンとはどのようなものなのか?

見どころ
見どころ
バックナンバー  TOPへ