玉木宏の秘境ふれあい紀行

玉木宏の秘境ふれあい紀行

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放送内容

第12回 埼玉県・奥秩父 〒369―□□□□

今回は、埼玉県最西端に位置する奥秩父で"こころのふるさと"を探します。
東アルプスとも呼ばれ標高1000mを超す山々が連なる奥秩父山塊…その景観が訪れる人々の心を癒してくれます。
秩父は古くから交通の要衝として特色ある文化を育んできました。秩父市の中心部にある番場通りは、大正後期から昭和初期にかけて建てられたモダンな建物が数多く残されタイムスリップしたかのようです。その街中を歩いていくと昭和を感じさせる洋食店やお惣菜店を発見。揚げたてのコロッケに舌鼓を打ちました。さらに進むと歴史を感じる建物が立ち並ぶエリアがありました。これは秩父の名産の絹織物の問屋だったところです。秩父の絹織物は明治中頃から昭和初期にかけて女性の間で手軽なオシャレ着として全国的な人気を誇りました。今もその伝統が受け継がれお土産品として重宝されています。
市街地から車で40分、皆野町の標高500mの場所にある山里へと向かいます。急斜面にへばりつくように建てられた集落はまさに"天空の里"。景色を楽しみながらしばし散策。偶然通りかかったお宅でご馳走になったのは名物の"おやき"です。地元名産の"しゃくし菜"で作ったその味は素朴で栄養満点。この皆野町は俳句がさかんなことでも知られ、町おこしの柱にしています。地元の人に案内され絶景を見ながら玉木も一句…果たしてその出来栄えは?
秩父には1万2000年前の縄文遺跡が残されています。"神が天から降り立つ場所"という意味の神庭洞窟遺跡です。そんな時代から人々は自然と共存しながらこの地で暮らしてきました。今回の旅でもいたるところで、今も続く人々と自然との深い結びつきを感じることができました。
旅路の果てに、玉木宏が見つけた"こころの秘境"とは?お楽しみに!