玉木宏の秘境ふれあい紀行

玉木宏の秘境ふれあい紀行

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放送内容

第21回 徳島県・奥祖谷 〒778―□□□□

今回は、日本三大秘境の一つと言われる徳島県三好市・奥祖谷(おくいや)で"こころのふるさと"を探します。この奥祖谷があるのが徳島県の最西端に位置する三好市。四国を代表する河川・吉野川が流れ、美しい渓谷の風景を作りだしています。
玉木が訪れたこの日、市の中心部である阿波池田駅前で賑やかな音色が聞こえてきました。公園では阿波踊りの練習中。踊りをよく見ていると手や足の動きは軽やかながらも、かなりの運動量になりそうです。地元の学校では体育の授業にも取り入れられているといいます。
JR土讃線に乗り込み玉木は、吉野川の上流へと向かいます。車窓から見え隠れする清流の眺めを楽しみながら大歩危(おおぼけ)駅へ。駅を降りて散策していると、元気なお母さんに出会います。勧められたのは名物の巨大な油揚。いったいどうやって食べるんでしょう…?このお母さんに名勝・大歩危峡を案内してもらうことに。そこは暴れ川とも言われる吉野川が作り出した美しい渓谷。船に乗り込み川下りをしながら絶景を楽しみました。
 この吉野川の支流、祖谷川を遡るとそこが目指す奥祖谷です。平家の落人が隠れ住んだというこの地。まさに"天空の里"とも言える場所でした。この集落で出会ったのは3男8女の11人兄弟、お父さん、お母さんとおばあちゃん、総勢14人の大家族。玉木は元気な子供たちの案内で地元の人だけが知る秘境を訪ねていきます。
 奥祖谷には平安末期、最初に架けられたという「二重かずら橋」が残っていました。木のつるを編んで作られるこの橋は3年に一度のかけかえが必要ですが地元の人々の思いで伝統が守られてきたのです。奥祖谷…都会では考えられないゆっくりとした時間がここには流れていました。旅路の果てに、玉木宏が見つけた"こころの秘境"とは?お楽しみに!