玉木宏の秘境ふれあい紀行

玉木宏の秘境ふれあい紀行

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放送内容

第24回 本州最南端 和歌山県・串本町 〒649―□□□□

今回は本州最南端の町・和歌山県串本町で “こころのふるさと”を探します。暖かな黒潮が流れる串本の海は、豊かな漁場として知られています。
近年はマグロの完全養殖でも有名になった串本町ですが、名物は昔からトビウオです。町のお母さんの家に招待していただくと、ちょうどトビウオ料理を作っているところでした。玉木は初めてトビウオの三枚おろしに挑戦。その出来は…?刺身、つみれ、押し寿司…トビウオづくしの料理を堪能しました。
この串本の海は、125年前、オスマン帝国(現在のトルコ)の軍艦が台風の強風にあおられ座礁した悲劇の地でもありました。乗組員の多くが命を落とす中、串本の住民は必死に救助活動を行い69人の命が救われました。玉木は以前トルコに行った時、なぜ親日的な人が多いのかと不思議に思い、現地のトルコ人から、この事故のことを聞いていました。1980年のイラン・イラク戦争の時には今度はトルコの人々の尽力で多くの日本人の命が救われたのです。事故の起きた海を眺めながら玉木は両国の人々の絆に思いを馳せました。
続いて向かったのは古座地区。夏に行われる古座の河内(こうち)祭りが目前。この日は祭りで踊られる舞の練習が行なわれていました。必死で練習する小学生の女の子と男の子。温かく見守る大人たち…伝統を継いでいこうとする人々の姿に感銘を受けた玉木でした。
旅の最後に訪れたのは本州最南端の潮岬。そこは太平洋が一望できる絶景の場所です。玉木宏が見つけた"こころの秘境"とは?お楽しみに!