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番組表

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    番組概要

    明治、大正、昭和初期・・・時をへてもその価値が生き続けている。
    “歴史的文化財”に指定された近代建築の美しさを余すことなくご紹介します。

    放送内容

    旧右近家住宅西洋館ⅠⅡ

    右近家は、幕末の9代目の時に最盛期を迎えた。その後明治半ばから急速に北前船は廃れていくのだが、経営の行き詰まりを察知した10代目が近代化(西洋型帆船、蒸気船の活用)を図り、かつ海上保険業に進出し、五大船主が中心となった「日本海上保険株式会社(現・損害保険ジャパン日本興亜)」の設立に関わり、第3代社長を務めた。建物は、眼下に日本海を望む絶景の高台に建てられた。大林組の設計・施工。鉄筋コンクリート2階建、切妻造の屋根に赤茶色のスペイン瓦を葺く。海に面してバルコニーを設けている。1階は太い梁を見せた洋間、2階は一転して10畳の和室を配した和洋折衷の別荘建築である。

    次回放送予定

    旧稲葉家別邸ⅠⅡ

    この建物は、廃藩置県に伴って東京に移住した旧藩主・稲葉家の臼杵滞在所として明治35年(1902)に建築された。御門を抜け玄関の先で最初に客を迎え入れる建物が「大書院」。敷地中央に南面して建つ公的な接客空間の面影を残している。大書院の東側に畳廊下を介して繋がるのが「御居間」棟。当主の御座所として使用したと考えられる。武家屋敷の格式を備えている。御座所の南に位置するのが「台所」棟。木造2階建で吹き抜けの土間が配されている。その他、土蔵、東門、外塀も登録有形文化財である。