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今年4月から特定健診・保健指導が義務化された、メタボリック・シンドローム。あまり恐怖感を持たない人も多いが、放置すると糖尿病や高脂血症などの生活習慣病を引き起こし、最悪の場合は脳卒中や心筋梗塞など、死に至る病をもたらす恐ろしい状態である。 番組では、まずナビゲーターの竹下景子がメタボ体型の男性の健診に同行、メタボリック・シンドロームとはどのような状態なのかを解説した上で、様々な実験にチャレンジする。京都、下着メーカーのワコール本社に置かれる「人間科学研究所」。1960年代から、科学的なアプローチで人間の体型を研究し続けてきた機関である。竹下が訪ね、最先端の3D体型スキャン装置や、正しい歩き方を測定するモーション・キャプチャー装置などをリポート。さらに、その最先端の研究から生まれた、はくだけで歩幅が広がってエネルギー消費量が増え、メタボ対策になる下着を自ら実験台となってリポートする。一方、もう一人のナビゲーター・鳥越俊太郎は、「生活習慣病」の命名者である聖路加大学理事長の日野原重明医師を訪ね、病にならない良い生活習慣とはどのようなものなのかを聞く。また、今も現役で診察を続け、生活習慣病とは無縁の日野原医師の1日に密着。その健康の秘訣を探る。
政治風刺コントで人気の「ザ・ニュースペーパー」。リーダーで福田総理の物まねでおなじみの渡部又兵衛氏は、実は劇団「民芸」出身の俳優。当時は旅公演から旅公演への毎日。生活も不規則になり、酒の量もどんどん増えていった。1988年、「ザ・ニュースペーパー」結成直後、足のむくみが観客からも指摘されるようになり病院へ。糖尿病と診断され、3大合併症の一つ、網膜症も併発していた。すぐに手術をして失明は免れたものの、渡部氏はその後、糖尿病性腎症を併発し人工透析を続けることになる。さらに、神経障害も発症。左足膝下切断を余儀なくされ、現在は義足で舞台に立ち続けている。3大合併症をすべて発症した渡部氏に鳥越俊太郎が密着し、見逃してはならない糖尿病の前兆をリポートする。また、糖尿病を発症したものの食事療法のみで病と向き合っている華道家、假屋崎省吾氏の例も紹介。彼が考案した健康レシピを実際に作ってもらいながら話を聞く。さらに、糖尿病治療の最前線として、血糖値を下げる役割を果たす物質「インスリン」の働きを助ける、「善玉ホルモン」の研究や、膵臓内でインスリンを分泌する「すい島」細胞の人工製造の研究にも密着する。
脳卒中、中でも脳梗塞の多くは、血管の中に溜まったコレステロールなどが剥がれ落ちて、脳の血管に達し詰まるのが原因である。特に、首の動脈が詰まる「頚動脈狭窄症」は、コレステロールの塊が剥がれ落ちると確実に脳に達するため、非常に危険な状態である。この「頚動脈狭窄症」手術の権威が、米アインシュタイン大学と東京慈恵医大の教授を兼務するスーパードクター、大木隆生博士。「頚動脈狭窄症」の治療は、通常はコレステロールの塊がある部分を切除し両端をつなぎ合わせる手術を行う。しかし顎の下の頚動脈など手術が困難な場所に塊があった場合は、これまではあきらめざるを得なかった。これに対し大木博士が取り組んでいるのが、形状記憶合金で出来た特殊な網状の管をカテーテルで挿入し血管を広げる、「ステント・グラフト手術」。今回、番組で紹介するのは頚動脈が95%も詰まっている患者さんの例。大木博士は、この手術を全国の血管外科医を集めての公開手術にすることを決断した。スーパードクターの世紀の公開手術に密着する。 |
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