独占密着2年!よみがえる東北の海 最新鋭ロボットが撮影した 深度500メートルの世界

独占密着2年!よみがえる東北の海 最新鋭ロボットが撮影した 深度500メートルの世界

お知らせ

【放送日時】
・2015年3月1日(日) よる9:00~10:54放送

番組概要

その瞬間、全ては海に飲み込まれた。
震災から4年。
あの海は、今、一体どうなっているのか?
最新鋭の水中ロボットが、今、東北の深海に潜る。
初めて映し出される驚きの世界!

東北沖で一大国家プロジェクトが始動した。
2013年2月。主導は文部科学省。予算は年間約5億円。総力を挙げて挑むのは、深海ロボット調査の専門機関「ジャムステック(独立行政法人海洋研究開発機構)」。カメラは、このプロジェクトに2年間にわたり密着した。

プロジェクトのため、新たに最新鋭のロボットが開発された。ガレキの中を動くため、機動性を重視した小型ロボット「クラムボン」。更に、3000メートルまで潜航可能な大型ロボット「ハイパードルフィン」を駆使し、津波で大量に沖へ流れ出たガレキの行方、そして生態系への影響が徹底調査された。東北沖の深海でロボットがとらえたのは、衝撃の光景の数々。ガレキの中に見た、新たなる命。そこには、東北の人々の生活を刻んだガレキと共に生き、命を紡ぐ、深海生物たちのドラマがあった。

そして、母なる海を見つめ続けてきた水中写真家が、今、再びカメラを手にした。震災直後に目にした、“色を失った”死の海。そして極寒の今年1月。彼が目にしたのは、生命の賛歌だった。

【釜石沖海底500メートルで発見!ガレキの谷】

震災で海に流された、500万トンに及ぶと推定されるおびただしい量のガレキ。それは、到底人の手で回収しきれる量ではない。流されたガレキは今、一体どうなっているのか?海の生態系へ、深刻な影響を及ぼしているのではないのか?
暗闇に隠された未知の領域・深海へ。最新鋭ロボットともにこの調査に挑んだ深海調査のエキスパート集団・ジャムステックの研究者たちは、そこに異様な光景を見た。場所は釜石沖。深度は500メートル。深い海底の谷。その地点にだけ、吸い寄せられるように集まったおびただしいガレキの数々。何故ここへ…?
さらに調査を続けると、ガレキが、生態系に意外な効果をもたらしていることが見えてきた。

【世界初!深海500メートルで海底生物の行動調査】

今回のジャムステックによる東北の深海プロジェクトでは、漁業復興に役立てるため、
ある深海生物を対象にした世界初の実験が行われた。その生物はズワイガニ。東北を代表する貴重な水産資源だ。
ズワイガニの甲羅に、音波を出す小型装置を取り付け、海底にはその音波を受信する基準局を設置。数分に1回出る音波から、カニがいる位置を追跡する「バイオトラッキング」という実験だ。今回、音波装置を深海底のカニに取り付けるための水中銃も開発。カニがどのように動いたのかデータを取ることで、効率的な漁業の実現に貢献したいと考えている。

【南三陸・志津川湾 地元出身の水中写真家が見た故郷の海・驚きの生命力】

南三陸町で生まれ育った水中写真家・佐藤長明さん。
様々な生命が息づき、鮮やかな「色彩」を放つ故郷の海・志津川湾の美しさ。
佐藤さんは、水中写真を通じてそれを伝えることが生きがいだった。2011年3月11日。あの日、彼は海外に出張中だった。全てを失った。家、家財道具。そして、故郷の海。
「色」を失い、変わり果てた海の姿に、彼は呆然とした。
あれから4年。故郷の海の「色」は、失われたままなのか?佐藤さんは再びカメラを手に海へ。
彼を迎えてくれたのは、「生命誕生」の感動の瞬間。どんなに環境が変わっても、故郷の海には、生命が力強く芽吹いていた。

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