奇跡のピアニスト辻井伸行 魂の旋律 指揮者佐渡裕との10年

奇跡のピアニスト辻井伸行 魂の旋律 指揮者佐渡裕との10年

番組概要

2012年、指揮者佐渡裕が監修する「富士山河口湖音楽祭」に特別ゲストとして辻井氏が招待された。



この音楽祭は、アーティスト、地元ボランティア、各学校の音楽の先生、吹奏楽部の顧問、オーケストラメンバー、ホールスタッフ、地元中高生により実行委員会が結成され、各メンバーがそれぞれのプログラムを創造する企画創造住民参加型の音楽祭としてその個性を発揮し、今回で11回目となる。

辻井氏と佐渡裕との出会いは彼が14歳の時、佐渡裕が毎年行っている「佐渡裕ヤング・ピープルズ・コンサート」でガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏。 当時のリハーサル風景や本番の秘蔵映像を含めて紹介。

その後、ふたりは共演を重ね、2008年共同でCDを出す。
佐渡裕は辻井伸行を幼き頃より最も理解している音楽家の1人だ。
本番組では、「富士山河口湖音楽祭」で3000人を収容する河口湖ステラシアターでの辻井氏の演奏を始めとして、佐渡氏との音楽家同士としての深く長い関わり、また、近年彼が精力的に取り組んでいる作曲活動、また12月に行われた「1万人の第九」でのゲスト演奏など、演奏や作曲活動を通じて、プロデビューから5年、あくなき挑戦を続ける辻井伸行の“今”を描く。

【演奏曲目】(予定)
ドビュッシー アラベスク第一番
ドビュッシー アラベスク第二番
ドビュッシー 月の光
ショパン 革命のエチュード 他3曲