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#50

建築家:吉野弘(よしの・ひろし)

『プーシキン美術館展』で、展示フロアの空間デザインを担当した建築家の吉野弘さん。
今回の展覧会のテーマは『旅するフランス風景画』。吉野さんは、『来場者が見終わったときに1つの旅を終えた様に感じられるような展示空間』をコンセプトに、デザインを考え始めたと言います。
作品のテーマごとに背景の壁の色を変えたり、画家が作品を描いた場所、旅したルートを示す地図を設置したり、「画家たちの旅」を追体験できる展示空間を作り上げました。
幼いころの海外在住体験から、「文化」は言葉や人種を超える、と確信するようになったという吉野さん。
「『文化のための仕事をしたい』という吉野さんの信念と、その演出空間をご紹介します。