放送予定

#62

お囃子奏者:手島胡桃(てしま・くるみ)

日本一暑い町・埼玉県熊谷市でおこなわれる熱い祭り、「熊谷うちわ祭」。
「熊谷うちわ祭」で有名なのが、12地区の山車が集まって一斉にお囃子を披露する‶叩き合い〟。
祭りの花ともいえるそのお囃子を担当しているのが、22歳の手島胡桃さん。
他のお囃子の奏者と呼吸とリズムを合わせないといけないため、練習は一年中欠かせません。
息を合わせるため、窓に映る仲間と自分の姿を確認しながら黙々と練習します。
お囃子には楽譜はないため、先輩たちの叩いている姿を見て、聞いて、真似して覚えるしかないのです。
子ども会でもお囃子をしていたそうですが、祭りで見た大人のお囃子に圧倒され、憧れたそう。
いよいよ祭り本番・・・山車の上には、手島さんの輝くような笑顔がありました。
若きお囃子奏者の演奏とその想い、ご紹介します。