ベトナム 食文化交流記 ~京都老舗料亭 主人が行く!~

ベトナム 食文化交流記 ~京都老舗料亭 主人が行く!~

番組概要

日本から南へ3600キロ発展目覚ましいアジアの国、ベトナム。
エネルギー満ちあふれるベトナム人の体を支えるのは多種多様におよぶベトナム伝統料理。野菜をふんだんに使い、ヘルシーなことで世界中で人気だ。
そして意外にもベトナム料理には和食との多くの共通点があった!

今回は日本の和食をユネスコの世界無形文化遺産へと導いた食のプロ、村田吉弘氏(京都の老舗料亭「菊の井」3代目主人/日本料理アカデミー理事長)がベトナム南部の都市ホーチミンへ飛び、その豊かな食材や味の秘密を訪ね歩く。

日本でも人気のフォー、しかしベトナムの麺はフォーだけではなかった!
米を使った多種多様な麺料理、ベトナム人は日本人よりも麺が好き?

さらに、伝統的レストランのおもてなし料理、現地の人でにぎわう大衆食堂の料理、家庭では家族全員の囲む食卓に並べられる料理…

それらを食するうちに、村田主人は和食のプロとして、ベトナム料理と和食の共通点に気がつく。米文化、発酵調味料、素材を活かす出汁の味付け…
そして、ベトナムの食材を使って、和食の味を出せないかと考え始める。
「味噌」「醤油」そして「出汁」。和食の味のポイントとなるこの3つの味を現地の素材を使って作り出そうというのだが、果たして…?

さらに、村田主人が訪ねたのはベトナム中部高原のバンメトート市。
実はベトナムは現在世界2位のコーヒー輸出国であり、バンメトートには豊かな自然の中、多くのコーヒー農園がある。現地のコーヒー農家を訪ね、めったに経験できないコーヒー収穫やコーヒーティスティングも体験する。
ベトナムの豊かな自然がおいしい味を生み出していることを実感。

それらすべてを訪ねた後、村田主人が現地の素材を使った和食づくりにとりかかる。
果たしてその味とは…

ベトナムと日本、豊かな食文化が人々の笑顔をつなぎます。