地球という宇宙船 SPACESHIP EARTH

4千5百億年の永きにわたり、地球はこの宇宙の中でも一二を争うという“ご近所さん”の傍若無人を生き延びてきたのだった。度重なる大変動は幾度となく地球上の生命に進化、そして時には絶滅を促す。「地球という宇宙船」では、太陽から3番目の惑星であるこの星の成り立ちを紹介する。銀河の研究者たちは人類が直面してきた謎に対する答えを求めて探し回る。どうやって地球はできたのか?原初の生命についてのカギはどの生物が握っているのか?地球上の水分は一体どこからやってきたのか?なぜこの広い宇宙の中で、地球は人類にとって最も素晴らしい“不動産”となりえたのか?そして、地球の究極の終焉をもたらす悪の脅威とは一体?創生期の小惑星と彗星から、現在の温暖化に対する戦いまで―。地球宇宙船号の創造は、時を超えて最も複雑かつ物議をかもすストーリーなのだ。