留さんのニッポン焼き物紀行

留さんのニッポン焼き物紀行

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放送内容

「静岡・志戸呂焼」

今回の「留さんのニッポン焼き物紀行」ではナビゲーターの福留功男さんが静岡県・志戸呂焼(しとろやき)の魅力に迫ります。 日本一と言われるお茶の産地、静岡県で生み出され、茶人の小堀遠州も好んだといわれる志戸呂焼、一体どのような焼き物なのでしょうか。

見渡す限り茶園が広がる、牧之原大地にやって来た福留さん、まずは歴史を学ぶ為に島田市博物館へ。 遠州七窯にも数えられる志戸呂焼が、どのようにしてこの地に生まれたのかを教えてもらいます。

そして今回お邪魔させて頂くのは飽きのこない落ち着きのある色合いと、素朴さが特色の茶道具を主に制作している名工「青嶋利陶」さん。 お茶の産地で作られる茶道具、福留さんも興味津々です。 さらに作陶にも挑戦しますが、いつもと少し違う陶土に悪戦苦闘、いったいどんな焼き物が完成するのでしょうか。

さらに、江戸時代に東海道の難所と言われた峠、旧東海道金谷石畳を訪れ、麓の茶屋の絶品スイーツに舌鼓を打ちます。 その後、お茶の郷博物館でお茶の勉強をして創業30年の郷土料理の名店「よし善」へ。菜飯や豆腐の田楽といった郷土料理を、特別に青嶋さんの器に盛って頂きます。 地元の焼き物に盛られた郷土料理は一体どのような調和を生み出すのでしょうか。