ドキュメント未来への旋律 ~ヤマハで育まれる子どもたちの生きる力~

幼い頃の音楽体験。それは子どもたちの感受性、創造性を育てるうえで大きな意味を持つといわれています。
ヤマハ音楽教室で学ぶ子ども・家族・講師による様々なドラマを通して、音楽が人の心に与える、この見えないエネルギーを探ってゆきます。
放送は終了しました。ご覧いただきありがとうございました。

番組内容

『音楽仲間のチームワーク』

鹿児島県在住
安楽大鷹(あんらくひろたか)君
7歳

愛嬌たっぷり坊主頭の男の子。野球と空手を習い、元気いっぱい。おどけたキャラクターでクラスの人気者だ。
姉の影響で音楽教室に通い始めたものの、最近はどうやら少年野球の方に夢中になっているようだ。
ある日音楽教室で保護者を迎えてのアンサンブルコンサートが催されることになった。友達の支え、協力のもとコンサートへ向けてしぶしぶ練習を始める大鷹くん。
練習を重ねるうちに、やがて大鷹くんに変化が見受けられるようになった。
そう、野球も音楽も友達と作り上げるチームワークの結晶だったのだ。

『生徒に伝えたい音楽の力』

千葉県在住 ヤマハ音楽講師
杉原舞(すぎはらまい)先生
33歳

親子二代でヤマハの音楽講師を努める杉原先生。小さい頃から講師である母親の姿を見て育った。
舞先生が講師を強く志したのが大学を卒業してからのアメリカ留学。
言葉を超えた音楽の素晴らしさを実感したのだという。
現在受け持つのは4縲鰀5歳を対象とした幼児科だ。音楽の基礎総合的教育で最も大切な時期である。
子どもたち一人一人の個性を見つめ、音楽に触れる楽しさを存分に分かって欲しい。
「子どもたちに教えながら、日々自分も育つ場」
杉原舞先生は、そう感じている。

『13歳の新たな挑戦』

兵庫県在住
三重野奈緒(みえのなお)さん
13歳

小学校5年生のとき自ら作曲した曲でオーケストラと共演した経験も持つ三重野奈緒さんは、音楽の才能が豊かに溢れている少女。
一般的にみれば天才少女と呼ばれるかもしれないが、あくまでも普通の中学二年生。
4歳の頃から音楽教室に通い、音楽の楽しさを十分に体感し、その後ジュニア専門コースへと進み自分の心を音楽で表現することを覚えた。
そんな奈緒さんが小学3年生から書き綴っているのが「音楽日記」。日々の出来事を文字ではなく音符で書き記している。
これは音で表された彼女の成長記録でもあるのだ。