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#36

憎らしいほど強かった!昭和の大横綱北の湖

「憎らしいほど強い」といわれた昭和の大横綱・北の湖。21歳の若さで横綱に昇進。数々の角界の記録を塗り替えていった。特に、先輩の横綱・輪島と繰り広げた激闘の歴史は「輪湖(りんこ)時代」といわれ、いまだに語り草となっている。しかしその一方で、「強すぎておもしろくない」と、アンチ北の湖の相撲ファンも多かった。
横綱・北の湖、そして、引退後「一代年寄」となった北の湖親方を良く知る人々は、その温かい人間性を口々に証言する。「本当のおやじのようだった」「協会に命をかけていた」「子煩悩」…。今回、とみ子夫人も、夫としての北の湖親方について証言。理事長の重責を負いながらの、壮絶な闘病生活についても語ってくれた。
番組では、過去の取り組み映像をふんだんに紹介しながら、大横綱・北の湖の強さを検証。さらに、理事長として残した功績と、まさに大相撲に命を捧げたその生きざまに迫る!