２０１０年６月に青山スパイラルホールで開催された「女性学フォーラム」（主催：白鷗大学）の様子をお届けします。 ４回目を数える今年のテーマは、いま多くの国民が不安を感じている「わたしたちの生活」について。 『どう変わる？日本の政治！あなたの暮らし！』と題し、有識者たちがパネルディスカッションを行ないました。
森山 眞弓 (白鷗大学 学長)
白鷗大学では、市民に開かれた大学をめざして、さまざまな講座やフォーラムを開設しています。このたび女性の心の健康について幅広い見識をもち、その多彩な活動が注目される海原純子先生(本学教授)を中心に、スポーツ界を代表する著名な識者が集い「第2回女性学フォーラム」を開催する運びとなりました。肩ひじ張らないフォーラムです。
プロフィール
東京大学法学部法律学科卒業。旧労働省入省。同省婦人少年局長を経て、参議院議員に、その後、衆議院議員へ。環境庁長官、内閣官房長官、文部大臣、法務大臣など重職を歴任。現職国会議員としての多忙な政務の傍ら、第4代学長として、その職責を務める
[フォーラム主催] 白鷗大学
[フォーラム後援] 読売新聞東京本社
[フォーラム協賛] ハリオグラス株式会社 BS朝日
講師 福岡 政行（白鷗大学 教授）
昨年の歴史的な政権交代の末、この国の舵取りを任されることとなった民主党新政権。
しかし、新政権は国民の期待に応える政権運営を行っているのでしょうか？そしてこの先日本は、私たちの暮らしはどう変わっていくのでしょうか？
フォーラムでは、パネルディスカッションに先立ち、白鷗大学教授で政治学者の福岡政行氏による講演が行われました。
「明るいのか？日本の未来」と題したこの講演では、これから超高齢化社会を迎えるこの国が抱える具体的な懸念点について、長年政治に関わってきた福岡氏ならではの鋭い視点から問題提起が行われました。
福岡氏の講演に続いて行なわれたのは、５人の有識者たちによるパネルディスカッション。
「社会保障の行方」「消費税増税の是非」「日本の経済成長の展望」「教育」の４つをテーマに、日本の未来について議論が交わされました。
それらはどれも、私たちのこれからの暮らしを考える上で重要なテーマ。
様々な角度から有識者たちが行った貴重な提言の数々に、満員の会場からは熱い視線が向けられました。
●パネリスト
- 福岡政行
白鷗大学教授
- 鈴木恒夫
元文部科学大臣
- 吉永みち子
ノンフィクション作家
- 嶌信彦
白鷗大学教授
- 麻木久仁子
司会