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大統領選挙にわいた韓国の“政治ドラマ”をご紹介

5月9日、韓国では大統領選挙が行われ、世界的なニュースになりましたね。国民による直接選挙ということもあって投票率は77%超え。SNSでは芸能人が投票所の前での認証ショットを続々とアップするなど、国民全体の政治への関心の高さがうかがえます。そこで、今回は韓国の政治ドラマについて、ご紹介します。
韓国でもっとも有名かつ正統派の政治ドラマといえば、1981年の「第一共和国」から、2005年に放送された「第5共和国」までが制作された「実録共和国シリーズ」。韓国の現代史がわかる貴重なドラマとして、主に政治への関心が高い男性視聴者に好評でした。他にも、1970年代にアメリカの政界を騒がせた韓国人によるアメリカ議員の買収事件“コリアゲート事件”をドラマ化した1995年のドラマ「コリアゲート」や、韓国の政治において重要な役割を担った三人の金姓の人物、金泳三・金大中・金鍾泌を題材にしした1998年のドラマ「三金時代」がありましたが、この2作品の視聴率は伸び悩みました。
また2002年には、政界を舞台に友情や恋愛を絡ませたドラマ「三銃士」が放送され、このあたりから、政治ドラマもエンターテインメント性の高いものが制作されるように。おすすめの作品は、大日本帝国による植民地支配を受けていた1930年代から、1945年の解放を経て1950年代の朝鮮半島の激動の近代史を壮大なスケールで描いた2006年のドラマ「ソウル1945」。政治ドラマというくくりではなないかもしれませんが、朝鮮の独立運動家で、大韓民国の初代大統領となった李承晩(イ・スンマン)など、実存した政治家も多数登場し、現代史と政治がわかるドラマとして高い評価を得ました。