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韓国の“政治ドラマ”をご紹介 その2

「密会」より

前回に引き続き、今回も韓国で放送された政治ドラマをご紹介します。2002年の「三銃士」から、エンターテインメント要素が強くなった政治ドラマ。2009年にはラブコメ要素を盛り込んだ「シティホール」が最高視聴率19.6%を記録。政界を舞台に、大統領を夢見る天才官僚と、ひょんなことから市長となったアラフォー目前の女性公務員との恋を描いたストーリーが政治に関心が薄い女性視聴者を取り込みました。この流れを受けてか、2010年には普通のおばさんから政治家となったヒロインと彼女を支える検事のドラマ「レディプレジデント~大物」と、大統領選挙を通して、権力闘争の裏に隠された政界を骨太に描いた「プレジデント」が登場。2本のドラマの放送時期が重なったことでも話題を集めました。「レディプレジデント~大物」は、リアルというよりはエンターテインメント性の高い作品のため女性におすすめ、「プレジデント」は現実の政界を彷彿させるようなエピソードが盛り込まれているので、正統派の政治ドラマが好きな人にオススメです。
 2010年以降は、しばらく政治ドラマは制作されていませんでしたが、2014年から2015年には3本のドラマが登場。2014年の「パンチ~余命6ヶ月の奇跡~」は、不正に手を染める事もいとわず、仕事に邁進してきた野心家の敏腕検事が余命6ヶ月の宣告を受けたことで、人生を省みるようになり、法曹界に刀を向ける男くさいストーリー。2015年の「私の恋愛のすべて」は、与党と野党の党員である男女が、政治では対立しながらも、裏では愛を育む新感覚のラブコメ政治ドラマ。2015年の「ラスト・チャンス!~愛と勝利のアッセンブリー~」は、平凡な溶接工が国会議員になるまでの涙あり、笑いありの痛快なサクセスストーリーです。3作品それぞれテイストが違うので、お好みの作品を選んでみては?
おまけとして、政治ドラマではないですが、朴槿恵(パククネ)元大統領の親友、崔順実氏の国政介入疑惑に関連して注目を集めたドラマ「密会」も紹介します。江國香織の青年ピアニストと20歳年上の女性との不倫を軸に展開するドラマですが、占い師の娘が音大へ不正入学するエピソードが描かれていて、これが崔氏の娘の不正入学疑惑の状況と酷似しているとして報道でも取り上げられました。