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一緒に暮らしませんか?

大御所俳優ユ・ドングンはプライベートでも良き夫

様々な人間模様が楽しめるほかに、ベテランの深い演技をじっくり味わえるという良さがあるホームドラマ。「一緒に暮らしませんか?」ではまず、父ヒョソプ役のユ・ドングンにご注目ください。
1956年生まれで1980年のデビュー以降、数々のドラマや映画で活躍し、演技派俳優として定評があるユ・ドングン。時代劇で王様役を多く務めていることから“王様専門俳優”と呼ばれる一方で、ホームドラマの優しいお父さん役でも知られています。本作では2018年KBS演技大賞も受賞しています。ただ、筆者が初めて彼を見たのは、時代劇でもホームドラマでもなく、家庭のある男女の恋を描いた「愛人」という恋愛ドラマでした。失礼ながらいわゆるイケメンとは思えない彼が、美貌の人妻と不倫の恋に落ちるとの内容に、最初かなり驚いたことを覚えています。1996年の作品なので当時はまだ40歳だったわけですが、それでも「この人と不倫…⁉」と思ったものです。ところが、見ているうちに人間的魅力なのか演技力なのか、妙に素敵に感じられるように。実際、韓国でもこのドラマが評判となって、新たなファンを増やしたと聞きます。
その後ユ・ドングンについて、妻であり女優のチョン・イナから直接聞く機会がありました。時代劇で大役を演じることになった彼女が、演技指導を頼んだのがきっかけで交際を開始し1989年に結婚した2人。9歳年下の彼女にとって彼は尊敬できて、とても頼りがいがあるそうで、家では彼女のためにコーヒーを淹れてくれたりもする優しい夫なのだとか。優雅で上品でうっとりするほど美しいチョン・イナ。これほど素敵な人がそう言うのだから、確かに彼は魅力ある人に違いないと見る目が変わったのでした。