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明日、キミと

現在と未来を往来するタイムトラベル。その鍵は地下鉄にあり!

 運命に翻弄される男女の愛を描いたファンタジーロマンス「明日、キミと」。主人公のソジュンは未来と現在を行き来できる能力の持ち主ですが、そのタイムトラベルの鍵となっているのがソウルの地下鉄です。ナミョン駅からソウル駅に向かえば未来へ、ソウル駅からナミョン駅に向かえば現在に戻れるという設定になっているのです。他のタイムスリップ作品のように大げさな時間移動のシーンは無く、地下鉄でちょっと未来に行って新しいものを買ったり、不動産の情報を仕入れたりと、気軽に出かけていくところも本作の面白さと言えるでしょう。
 
 そんなドラマの重要地点となっているナミョン駅はソウル駅の一つ隣りにある地上駅で、地下鉄1号線とつながる京釜線です。ドラマでは、ソジュンとマリンが通る駅のそばの緑色のトンネルや高架下にある入口、マリンがソジュンの帰りを待ち続ける階段のシーン等が撮影されており、放送中や終了後には多くのドラマファンがこの駅を訪れました。
 
 また、地下鉄で流れる乗り換え音楽や、車両入線時の勇ましいラッパ音も劇中で聴くことが出来ます。ソウルの地下鉄に乗ったことがある人ならば、この音を聞いただけで心が浮き立つのではないでしょうか? ちなみに乗り換え時に流れる伝統的な音楽は「国立国楽院」が制作した「オルシグヤ」という曲で、「オルシグヤ」とは伝統芸能であるパンソリやサムルノリが盛り上がった時に客席からかかる掛け声のことだそうです。
 
 今はコロナ禍で自由に渡韓ができませんが、きっとドラマを見終えたならば、「ソウルに行きたい」「南営駅に行ってみたい!」と思わされることでしょう。