はやぶさ2 あの感動をもう一度 ~“宇宙に一番近い島”から見た新たな挑戦~

はやぶさ2 あの感動をもう一度 ~“宇宙に一番近い島”から見た新たな挑戦~

お知らせ

  • 2015年2月22日(日)よる9:00~10:54放送

番組概要

世界の注目が集まる中、さまざまな人々の夢を込めて旅立った「はやぶさ2」。
JAXAの全面協力のもと、そのプロジェクトの全貌と日本の宇宙探査の最前線に迫る!4Kの映像美も見逃せない!!

放送内容

2014年12月3日、鹿児島・種子島宇宙センターから小惑星探査機「はやぶさ2」が打ち上げられた。そのはやぶさ2プロジェクトの全貌とともに、種子島宇宙センターの内部、多忙なJAXAプロジェクトメンバーへの独自取材を敢行し、はやぶさ2と日本の宇宙探査の最前線に迫る。ナビゲーターは注目の若手俳優・大和田健介。

はやぶさ2の打ち上げから4年前、「初代はやぶさ」が奇跡の帰還を果たし、多くの人々の感動を呼んだ。はやぶさ2はその後継機として、世界的な注目が集まる中での旅立ちとなる。

はやぶさ2は、JAXAのプロジェクトメンバーだけではなく、町工場の職人や子どもたちまで、さまざまな人々の夢が込められていたのだ。

日本が誇るオンリーワンの技術を持った町工場では、職人たちによる匠の技で、はやぶさ2の部品を作り出す。また、宇宙が大好きで種子島に“宇宙留学”にやって来た少年は、JAXAの職員になる夢を抱いていた。そして、ある女性たちは、はやぶさ2のために折り鶴プロジェクトを展開する。

さらに、今回の撮影には高画質の4Kカメラを使用。“世界一美しいロケット発射場”と呼ばれる宇宙センターがある種子島の雄大な自然をはじめ、見ごたえのある映像で綴る。

■CAST
ナビゲーター : 大和田健介
制 作 : BS朝日
     JVCケンウッド・ビデオテック

放送内容

会津大学コンピューター理工学部の平田成准教授(当時:神戸大学OCE研究員)は、出村裕英准教授(会津大学)と共に初代「はやぶさ」のプロジェクトに参加。

はやぶさに搭載されたカメラで撮影された小惑星「イトカワ」の写真を基に「3次元立体地図」を制作した。

イトカワの表面はゴツゴツとした岩が多く、起伏も激しい。
そのためプロジェクトスタッフはどこに「はやぶさ」を着地させサンプル採取を行うべきか頭を悩ませた。

その時「3次元立体地図」によってイトカワの表面に岩の少ない安全な平地を見つけることができ、はやぶさはそこに着地したのだ。

この技術は「はやぶ2」でも活かされ、小惑星「1999JU3」に降り立ちサンプル採取をする際に大きな役割を担う予定だ。