BS朝日

バックナンバー

#301

宇梶剛士(俳優)

ゲスト×インタビュアー
宇梶剛士(俳優)×春風亭小朝(落語家)

190cm近い身長とそのキャラクターで、数多くの映画やドラマで活躍してきた。
今回の出演が決定した際、「何でも遠慮なく聞いてくれるはず」とのことで、インタビュアーには落語家・春風亭小朝を指名。開始時刻、かがむように低いドアから現れた宇梶に、まず小朝が取り出したのは宇梶の顔写真。勉強しているという“観相学”の視点から性格、人生を分析していく。小朝いわく、宇梶の口元は相当な“愛してちゃん唇”なのだとか。
さて、愛を求めていた…かもしれない少年時代、宇梶はどのような子どもだったのか。父は建設業に従事し、地方を転々として家に帰ってくるのは月に一度。そして母は民族解放運動などに力を注ぎ、家庭はバラバラになっていたという。特殊な家庭環境の中、宇梶がどのような思いで日々を過ごしていたのか、両親の教育、言葉を振り返る。
宇梶が少年時代に情熱を燃やしていたのは野球。その実力はプロが注目するほど突出したもので、高校は野球の名門校に進学する。しかし、そこには壮絶な体罰が存在する地獄が待っていた。プロ野球選手を夢見ていた、宇梶の歯車が狂い始めたのはこのころ。体罰への不条理を訴えたため、野球から切り離され絶望を味わった日々…。そして大事件を起こし、宇梶は不良の道へ足を踏み入れていく。この時、一体何があったのか? テレビではあまり語らないその真実を明かしてくれた。
宇梶が2000人を超える巨大暴走族のトップに君臨していたことは、よく本人からも語られているが、小朝が興味を持ったのは、その当時の素顔。さらに、女性の話になると意外な一面が! 巨体を小さくし、両手で顔を覆い、恥ずかしがる宇梶…こんな姿は見たことがない! インタビュー会場はほほ笑ましい空気に包まれた。
そして、自分自身が“半端ない”不良だった宇梶が、子育て論を語る。反抗期の子どもへの向き合い方にも注目! 思わず「なるほど!」といいたくなるその内容は、宇梶が身を持って体験したからこその説得力だ。
現在54歳。誰もまねできない経歴を持つ、個性派俳優の真実の姿をあぶり出した今回のインタビュー。最後に宇梶が恥ずかしそうに語ってくれたのは、かつて道半ばで捨てた野球への夢…。かなえばとても素敵なこと、と宇梶も小朝も満面の笑みを浮かべる。そんな宇梶の夢の内容とは?