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#412

三遊亭好楽(落語家)

ゲスト×インタビュアー
三遊亭好楽(落語家)× 小島慶子(タレント、エッセイスト)

1946年8月6日、東京・東池袋に生まれる。8人兄弟の6番目。高校生の頃は毎日、池袋演芸場に通い、落語に熱中していた。その時、出会ったのが古今亭志ん朝。好楽は、あることで志ん朝を困らせたというが、一体何をしたのか。
1966年、19歳で7代目林家正蔵に入門。前座時代の破門回数は、落語界一の23回!そのほとんどが、酒でのしくじりだった。今では考えられない好楽のとんでもない行動とは?
1979年、33歳の時に「笑点」の大喜利メンバーになる。人気番組の大抜擢には、5代目三遊亭圓楽が深く関わっていたという。そして実は、1度だけ「笑点」をクビになったことがあった。一体、何があったのか? その後4年半のブランクを経て、ようやく笑点の極意をつかんだ。マジメキャラ誕生秘話からメンバーとの意外な関係、さらに2018年7月に他界した桂歌丸への想いを語る。
そのほか、兄弟子・林家木久扇、昭和の爆笑王・初代林家三平、立川談志、5打目三遊亭圓楽など、名高い名人たちとのエピソードも明かす。
インタビューの舞台は、東京・西日暮里にある養福寺。度々、寺で落語会を行っている好楽のお気に入りの寺で、笑わずに聞くことはできない話をたっぷり披露する。