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#425

藤井フミヤ(歌手)

ゲスト×インタビュアー
藤井フミヤ(歌手)× 舘野晴彦(編集者)

1962年7月11日、福岡県久留米市生まれ。国鉄職員で厳格な父と、地元で唯一の美容院を経営する母のもと、2人兄弟の長男として育つ。フミヤが音楽に目覚めるきっかけとなったのは、伝説のロックバンド「キャロル」。中学1年生の時に見た、解散コンサートに衝撃を受けた。「この出会いがなければ今の自分はいない」とまで言い切るほど、憧れたという。すぐさま人生初のエレキギターを購入し、バンドを結成。独学でギターを習得し、キャロルのコピーから始めたという。
アマチュアバンドを結成し、週末にダンスパーティーで演奏するようになると、久留米で有名になり、それがのちのチェッカーズとなる。高校を卒業して国鉄に就職した後も音楽活動を続け、コンテストに出場、プロに誘われ、メンバー7名で上京。1983年にチェッカーズのリードボーカルとしてデビューした。当時、デビュー曲「ギザギザハートの子守唄」を始めて聞いた時、フミヤはあることを思ったという。一体、何を思ったのか?
音楽番組全盛の80年代、チェッカーズはヒット曲を連発し、一気にブレイク。フミヤは「不良がリーゼントを落として、チェッカーズを真似していた」と当時の思い出を懐かしく語る。
そしてチェッカーズは結成10年で解散。フミヤは「少し休もう」と思っていたが、ドラマ主題歌の依頼が舞い込み、ソロデビューすることに。この時初めて作詞作曲した「TRUE LOVE」で、いきなり200万枚超えの「ダブルミリオン」を達成した。愛用のギターを弾きながら、フミヤ自ら曲作りの裏側を解説し、生歌も披露!そしてこの歌に込めた思いを語る。
5年前から本格的に絵を描き始めたフミヤは、毎朝6時に起き、絵筆を握る生活を送っている。水彩やアクリル絵の具のほか、1年前からは油絵も始めた。そしてもうひとつ、「登山」にもはまっているという。しかも一人で、電車に乗って日帰り登山。今回の収録の2日前にも登りに行ったが、まったくフミヤだと気づかれなかったそうだ。都会を離れ、音楽も聞こえない。鳥のさえずりや木々の音だけ。それがいいのだ、という。フミヤが登山の魅力を語る。
昨年、デビュー35周年&ソロデビュー25周年を迎え、今年は新たなライブツアー「十音楽団」を計画している。10人の演奏家が奏でる華やかなサウンド、初の試みとなる「フミヤ劇場」…その内容についても語ってくれた。