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#451

新浪剛史(サントリーホールディングス社長)

ゲスト×インタビュアー
新浪剛史(サントリーホールディングス社長)×小島慶子(タレント・エッセイスト)

1959年1月30日、神奈川県横浜市生まれ。横浜翠嵐高校卒業後、慶応義塾大学経済学部へ。ビジネスマンとしてのスタートは、三菱商事に入社した1981年だった。30歳でアメリカのハーバードビジネススクールに社費留学してMBAを取得、帰国後は36歳でフランス企業と給食事業の合弁会社を設立して成功をおさめる。
出世街道を歩んでいた新浪に、大きな転機が訪れたのは43歳の時。異例の大抜擢でコンビニ大手ローソンの社長に就任した。当時経営不振に陥っていたローソンを再生させるべく、新浪が着手したのがコンビニの主力商品「おにぎり」の改革。100円前後が主流だった中、168円の高級おにぎりを発売し、わずか2カ月で1億個を売る大ヒットとなった。その後も大胆なリストラを行うなど、強いリーダーシップを発揮して成功。経営者・新浪剛史の名を世に知らしめた。
そして2014年、55歳になった新浪は、非上場のファミリー企業で知られるサントリーで初の外部からの社長に。実はその少し前、サントリーは社運をかけ、およそ1兆6000億円という巨額を投じてアメリカのウイスキー最大手ビーム社を買収していた。新浪に期待されたのは、世界規模の経営戦略だった。
インタビューは、サントリー美術館内にある、普段は入れない茶室で行われた。けんか好きで暴れん坊だったという少年時代。我が強く、全く会社員向きではなかったサラリーマン時代。36歳で経営者デビュー、43歳でローソン社長就任、55歳でサントリー社長就任。これまでの数々のエピソードと爆笑秘話を明かす。そして、そこから垣間見えるプロ経営者のすごみと意外な素顔とは…。この番組でしか聞けない、一聴に値するインタビューとなった。